配達人生のプロフィール

軽貨物運送業の「チャーター便」には、中距離を何本もこなしたり、長距離で大きく稼ぐ方法があります。

単発の仕事なので、リスクは高いです。しかし、低負荷作業で高額報酬を得られるのがチャーター案件の魅力です。

高い報酬を得られることから多くの軽貨物ドライバーが取り組んでいます。

チャーター便は案件さえ取れれば稼げる

チャーター便は、報酬が高単価です。案件の獲得さえできれば稼げます。

しかし、単発の仕事になるので、安定した月収を得られるかと言われれば難しいです。

もし、取り組むならば、繁忙期だけ。

それ以外の期間は、以下を駆使することで、売上を安定させることができます。

  • 委託会社に所属する
  • アマゾンフレックス
  • フードデリバリー
  • 軽貨物マッチングアプリ

チャーター便でも稼げない場合がある

チャーター便の案件を獲得できたとしても、以下のことを頭に入れておかないと稼げないこともあります。

  • 高速代の負担がない
  • 帰宅方向の案件がない

高速代の負担がない

高速料金を出してくれる荷主はほとんどいません。

よって、高速料金を差し引いた売上が満足できなければ、長距離案件を獲得できても割に合わない可能性もあります。

以下、東京から大阪の長距離配送案件を受けた時の、シュミレーションをしてみます。

東京~大阪間・長距離配送の売上シュミレーション

東京都から大阪間の配送距離は約500km。

高速料金は10,000円程度かかります。ガソリン代は5,000円程度ですね。合計で15,000円。

往復すると、30,000円の経費がかかります。

東京から大阪の長距離配送の報酬の相場は、70,000円程度です。

70,000円から往復の経費30,000円を引いたら40,000円。

往復で2日間使って利益40,000円。これが満足する報酬であれば、長距離配送をやってみるのもアリでしょう。

帰宅方向の案件がない

帰宅方向の案件がない場合、運転時間やガソリン代が無駄です。

かといって、都合よく帰宅方向の案件があるわけでもありません。

しかも、長距離配送で疲労困憊状態です。

ホテルに泊まる場合、売上もなくなってしまいます。

リスクを抑えてチャーター便に取り組む方法

チャーター便は、案件の受注さえできれば稼げます。

しかし、依頼は突発的に入るため、どうしても待機時間が必要になります。

案件を受注することが出来なければ、その日は収入を得ることができません。

そこで、リスクを最小限に抑えながらスポット便を取り組む方法を解説します。

  • フードデリバリーを活用する
  • 午後だけスポット便に取り組む

フードデリバリーを活用する

フードデリバリーとは、Uber Eats や出前館のことで、軽貨物車でも登録することができます。

これらはスポット便との相性がいいです。

フードデリバリーと相性がいい理由
  • 好きなタイミングで業務を開始・終了ができる
  • 報酬が高い
  • 報酬の振込サイクルが早い(月2回~4回)

実際に、出前館とUber Eats で月収100万円を達成している配達員がいます。

フードデリバリーの配達にかかる時間は、5分~20分程度。スポット便の依頼が来ても対応することができるので、相性は最高といえるでしょう。

1件の配達だけで最大1,980円の報酬

自転車バイクともに任意保険の加入が必須

配達員が少なく稼ぎやすいです

全国47都道府県で稼働できる

配達件数によるインセンティブあり

午後だけチャーター便に取り組む

1日中待機していても、チャーター便の案件が取れなければ無収入になってしまいます。

ですので、午前中は定期の案件を確保して、午後からスポット便に取り組むようにするとリスクを抑えることができます。

チャーター便に必要な道具

軽貨物ドライバーには、台車や折りたたみコンテナといった必要な物があります。

ここでは、チャーター便で特に必要になるものを紹介します。

スポット便に必要な道具
  • 毛布・保護パット
  • ヘルメット・安全靴・安全ベスト
  • ゼンリンアプリ(GODOOR)
  • ETC車載機・ETCカード

毛布・保護パット

電化製品や割れ物など壊れやすい荷物を保護するために使用します。

宅配やルート配送よりも高価な代物を取り扱うことが多いので、必ず用意しておきましょう。

ヘルメット・安全靴・安全ベスト

これらの着用が建設現場や工事現場で義務付けられていることが多いです。

案件獲得の機会損失に繋がってしまうので、スポット便に取り組む方は必ず用意しておきましょう。

ゼンリンアプリ(GODOOR)

GODOOR(通称ゼンリンアプリ)とは、スマートフォン・タブレットでゼンリン住宅地図を見ることができるアプリです。

下記画像のように、地図上に表札や建物名・番地が記載されているため、配送先の入り口や周辺情報が一目でわかります。

スポット便のみならず軽貨物全般で利用されているアプリです。

GODOOR(ゼンリン配達アプリ)公式サイト

ETC車載器・ETCカード

スポット便では県外に配送することも多いため、ETC車載器・ETCカードを用意しておくことで、時間短縮に繋がったり、支払いの手間がなくなります。

下記の組合発行のETCカードを利用することで、首都高・阪神高速道路が30%~50%の割引を受けられます。

個人事業主・法人しか作ることができませんが、プライベートでも利用することができるので、宅配や企業配しかされない方でも作っておきましょう。

30%~50%の割引を受けられます

>>首都・阪神高速道路ETCカードに申し込む

法人・個人事業主のみが申し込みできます

荷主がチャーター便を利用するシーン

チャーター便の案件を行うには、荷主がどんなときに利用するのか知っておいた方がいいです。

利用シーンを知っておくことで案件獲得や実際の配送時に役立ちます。

利用シーン
  • 特定の期間だけ荷物を配送したい
  • 大量の荷物を配送したい
  • 安全に配送したい
  • 細かい要望がある
  • 納品先が複数ある

特定の期間だけ荷物を配送したい

荷主が契約している専属ドライバーだけでは配送ができない場合や、引っ越し作業、イベント機材の配送など、一定期間だけ荷物を運びたいときに利用されます。

チャーター便は短期間の契約になるので、安定した収入を得たい方は「ルート配送」の求人を探しましょう。

→ルート配送とは?

大量の荷物を配送したい

チャーター便を依頼する場合、軽貨物車両の利用時間で料金が決まります。

荷物ごとの料金設定ではないので、軽貨物車両1台で収まれば、どれだけ荷物を積んでも料金は同じです。

大量の荷物を配送したいときに利用されます。

安全に配送して欲しい

宅配のような混載便だと、配送中に車内の荷物が崩れて、傷がついたり、破損してしまう可能性があります。

高価な代物や精密機器、割れ物などの荷物を、安全に運んで欲しいときにチャーター便が利用されます。

細かい要望がある

混載便である宅配では、「〇月〇日の16時まで」に配送といった時間指定はできますが、ちょうど15時に受け取りたいといった細かい要求には答えられません。

決められた時間に受け取りを希望したいなど、混載便や定期配送では対応できない場合に利用されます。

納品先が複数ある

以下のように、複数の配送先がある場合にも利用されます。

A地点からB地点に配送

B地点でも荷物を受け取り、C地点に配送

その後、D地点、E地点にも配送

決められた時間内であれば、荷主は何度も配送を依頼することができるため、配送先が複数ある場合に利用されます。

チャーター便の案件のメリット・デメリット

チャーター便の案件を受注するメリットは何でしょうか。

それぞれ解説していきます。

メリット

報酬が高い

チャーター便は、以下の理由から報酬が高めに設定されています。

  • 配送距離が長い
  • 緊急性が高い

スキマ時間で働きやすい

チャーター便は、単発での依頼が多いので、普段の業務の合間に働きやすいです。

デメリット

責任が重い

チャーター便は、時間と配送方法に気を付けなければいけません。

荷物の受け取り時間や受け渡し時間が厳守されているため、あらかじめ周辺地図や走行ルートを確認しておく必要があります。

また、精密機器や美術品など壊れやすくて高価な荷物を配送することもあります。

荷物の破損・汚染といった理由で、損害賠償請求などの重大なトラブルに繋がってしまう可能性もあるので、荷締めベルトで固定したり、毛布で包むなど、安全に配送できるように心がけましょう。

貨物保険に加入しておくことで、破損した荷物を保険で補うことができます。

収入が不安定

単発での依頼が多いため収入が不安定になりがちです。

とはいえ、チャーター便の報酬は高いので、定期の仕事と並行しながら取り組むとバランスが取れます。

チャーター便案件の仕事の取り方

自ら営業活動を行わなくてもチャーター案件を受注することができます。

その方法は3つありますので、それぞれ解説したいと思います。

チャーター案件の取り方
  • フランチャイズに加盟する
  • 委託会社に所属する
  • 軽貨物マッチングアプリを利用する

フランチャイズ

フランチャイズに加盟することで、フランチャイズ本部からチャーター便の案件を紹介してもらうことができます。

さらに、知名度やブランドを利用して営業活動をすることもできます。

実務研修や座学研修、開業サポートもあるので、未経験者でも安心して始められます。

しかし、フランチャイズには、以下の注意点がありますので、よく確認しておきましょう。

注意点
  • 加盟金やロイヤリティを支払う必要がある
  • 本部の規則に従う必要がある
  • 最低契約年数の縛りがある

得られる恩恵に対して納得できる金額なのか確認しておきましょう。

委託会社に所属する

委託会社に所属することで継続的にチャーター便の配送業務ができます。

加盟金やロイヤリティがないので、フランチャイズと比べてもコストがかかりません。

ただし、以下のような点にも気を付けなければなりません。

注意点
  • 働く日数や働く時間を自由に選べない可能性がある
  • 低単価、長時間拘束の常態化
  • 契約が切れると仕事がなくなる

契約前に、荷物量や繁忙期の働き方、報酬、拘束時間など気になった点は必ず確認しておきましょう。

軽貨物マッチングアプリを利用する

軽貨物マッチングアプリとは、全国にいる荷主からの依頼をスマホから確認・受注することができるサービスです。

営業活動をしなくても、委託会社やフランチャイズに所属しなくても案件を取得することができます。

しかも、荷主との直接契約になるので、中間マージンはありません。

利用料金は無料のサービスが多いので、登録しておけば案件の幅が広がります。

有名な軽貨物マッチングアプリとして、「ピックゴー」「ハコベル」があります。

報酬が高くて、好きなタイミングで仕事ができますが、以下の点にも気を付ける必要があります。

マッチングサービスの注意点
  • 人気案件は応募者間で抽選になる
  • 継続的にアプリを利用しないと高単価案件を受注できない可能性がある

■関連記事:ピックゴーの口コミ

■関連記事:ハコベルの口コミ

ピックゴーの案件に「出前館配送」があります。

業務委託の出前館配送は、1件配送で○○円ですが、ピックゴー経由での出前館配送は、時給制で報酬が得られます。

出前館の直接委託とピックゴー経由では、どちらの方が稼げるか調査しましたので、気になる方は下記の記事を参考にしてみてください。

■関連記事:ピックゴーの出前館案件とは?業務委託パートナーとの違い

チャーター便の意味は?

チャーター便とは、単発もしくは一定期間の間、荷主から依頼された荷物を配送する業務です。

スポット便とは違って、A地点からB地点に配送したら終わりではなく、契約した時間内であれば何度も配送を行います。

■関連記事:スポット便とは?案件の取り方を紹介

チャーター便は案件の受注さえできれば稼げる

チャーター便は、高単価な案件なので稼ぐことができます。

案件の取り方は、以下の3つです。

チャーター便の取り方
  • フランチャイズに加盟する
  • 委託会社に所属する
  • 軽貨物マッチングアプリを利用する

しかし、チャーター便は、単発や短期間の仕事が多いため、案件が途切れると収入がなくなってしまう危険性があります。

軽貨物未経験者の方は、普段はルート配送や宅配便などの定期案件をこなしつつ、スキマ時間でチャーター案件をこなすのが安全です。

■関連記事:GMSリースの評判!審査に通った個人事業主ドライバーの口コミ

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