ヤマト運輸の業務委託が稼げないと言われている理由を3つ解説します。
- SD(トラックドライバー)の補助的な感じで、どんな荷物でも持たせてもらえる。
- 長伝票手書きリテールの荷物、ネット通販EC系の荷物、Amazon、ZOZO、ヤフオク、メルカリ、モノタロウなど。
- 2020年~2021年にイージークルーがスタート。EC専門の荷物を配送。一部のエリア。
黒ナンバー(事業用)の自動車保険を取り扱っている保険会社は限られています。
ダイレクト型の保険会社では取り扱っていません。
代理店型の保険会社は損保ジャパンです。
目次
ヤマト運輸の業務委託が稼げないと言われる3つの理由
なぜ稼げないと言われているのでしょうか?
- 配達範囲が広くて物量が少ない
- ネコポスの配達単価が低い
- 突然契約解除を言い渡される可能性がある
①EC専門は配達範囲が広くて効率が悪くて物量が少ない傾向にある
リテールの荷物はない。配達する荷物はEC専門の荷物だけ。
比較的楽だけど荷物の総量が少ない。しかもアマフレやデリプロに荷物が流れている。
1日120個~200個の荷物は配りたい。場所によっては100個、50個しかないから稼げない。
②ネコポスを持たされる(配達単価が低い)
対面で荷物を渡すものは、1個当たり170円~180円
ネコポスは20円~50円。
20円×100件でも2,000円じゃ稼げない。
ポストに入らなかったら、同じように不在票。
断るとSDから良い顔されない。
③使い捨てにされる契約解除
基本1カ月更新。長くても3カ月更新。
1カ月前に契約解除を言い渡される。
ひどいと3日前、前日に契約解除を言い渡される。
ごーしんさんはヤマトの委託で働いていたが契約解除になる。加盟金10万円の加盟金を払って、車の色も15万円払って銀から白に変えて、YSSに所属した。1年もせず契約解除。
アマフレ、デリプロに流れていた人が多い。
個人事業主はこういうリスクを常に抱えている。
いつ切られてもいい状態にしておく。
ヤマト運輸のEAZY CREWは終了していない
ヤマト運輸のEAZY CREWはサービス終了していません。
直契約できる地域は限られており、EAZY CREWで働きたい場合は、ヤマト運輸と契約している運送会社に所属する必要があります。
ヤマト運輸の業務委託のメリット
ヤマト運輸の業務委託は稼げないと言われている理由を解説してきましたが、地域や状況によっても変わるので、全く稼げないということではありません。
もちろん、ヤマト運輸で契約するメリットもあるので、参考にしてみてください。
①EC専門のイージークルーでもリテールを配らせてもらえるセンターもある。
1日200近くエリアもある。そういったところで契約できればおいしい。
ヤマトと直契約だと、180円~200円でマージンなし。
運送会社経由だと10%~15%。
一概に金額だけで選ばない方がいい。中抜きばかりされているわけではない。
手数料を引かれていたとしても、トラブルが発生したときに間に運送会社が入っていたり、当日欠勤したときに代わりのドライバーを手配してくれる。仕事を続けやすい。
一概に手数料を取るから悪ではない。
②どの運送会社でも通用する
アマゾンフレックス、Amazonデリバリプロバイダしか経験していないドライバーがヤマト運輸や佐川急便の業務委託ドライバーになっても、あまり戦力になりません。
逆に、ヤマト運輸や佐川急便を経験していると、即戦力になります。
【まとめ】ヤマト運輸の業務委託は稼げるが契約解除のリスクがある
ヤマト運輸の業務委託は、配達単価は180円~200円と非常に高いです。
しかし、突然の契約解除やネコポスを多く渡されて稼げないリスクもあります。
そのようなリスクに備えて、複数の軽貨物マッチングアプリに登録しておくと安心です。
軽貨物マッチングアプリの特徴は、登録さえしてれば最短当日から働くことができるので、仕事がなくて焦る心配もありません。
ヤマト運輸の初稼働前にUber Eats の配達を行うべき理由
uber eats(ウーバーイーツ)とは、レストランの料理を配達するお仕事です。なぜ配達するべきなのか
- 契約解除になったときの保険になる
- 軽貨物の練習になる
- 業務内容が簡単
- スキマ時間や休日に稼げる
これから軽貨物運送業を始めるなら「Uber Eats 」には必ず登録しておきましょう。
個人事業主として働くので、報酬を得られる機会は増やしておいた方が良いです。
自転車やバイク・軽自動車を使用して、レストランの料理をお客様に届けるデリバリーサービス。
1度登録すれば、好きなタイミングで業務の開始・終了ができる。
契約解除になったときの保険になる
軽貨物運送業は、以下の理由で契約解除になる可能性があります。
- 営業所で取り扱う荷物がなくなる
- 実力不足で荷物を配りくれない、渡してくれなくなる
- ケガ・病気で働けなくなる
- 免許停止で働けなくなる
- 車両が故障する
ケガや病気以外は、出前館で収入を得ることができます。
有名な軽貨物マッチングサービスのピックゴーやハコベルよりも優先度が高い理由は、アプリを起動した瞬間から業務を開始できるからです。
待機時間が発生する場合もありますが、昼ピークの11時~14時、夜ピークの18時~20時は注文が途切れることがありません。
契約解除された時のリスクヘッジとして出前館の配達アプリに登録しておきましょう。
配達業務の練習になる
軽貨物運送業で契約解除になってしまう原因で一番多いのは、主に以下3つです。

住宅街やアパートで地図や表札を何度も確認するので、ベテランドライバーが1分で終わるところを初心者は3分以上かけています。
たった2分の差も100件分重なれば3時間20分(200分)もの差が生まれます。


まず、巨大な敷地が塀に囲まれています。どこが駐車位置で、どこがエントランスなのかわかりません。目的地にたどり着くのは非常に困難です。
エントランスに入ったら、巨大な敷地の中からA棟~E棟を探り当て、15個前後の荷物を配達します。

ちなみに、エントランスに入るには、すべてのお客様にインターホンで在宅確認をしなければ不法侵入になります。
また、不在票や封筒を入れるポストや宅配ボックスの位置も、初見ではわからないメールコーナーに設置されていることが多いです。
これらの手順を踏んでようやく配達完了になります。
ベテランが15分で終わることを、初心者は1時間以上かかることは珍しくありません。
テンパってしまい、宅配ボックスの部屋番号の入力を間違えてしまったり、誤配対応していたら時間指定が過ぎてしまうのも日常茶飯事です。
これらが、未経験者が荷物を配り切れない大きな理由です。
それが、「出前館」の配達です。
実際に出前館配達をしていて思うのですが、料理をお届けしたマンションは、軽貨物でも必ず訪れています。
つまり、出前館の配達をしていれば、軽貨物の予習にもなるんですね。
オートロックマンションやタワーマンション、団地など、あらゆる配達先に料理を届けてれば、自然と建物の傾向が見えてきます。
物件は違えども、ポストや宅配ボックス、エントランスの場所、建物の構造に、一定のパターンがあることに気づくことができ、軽貨物でもスムーズに配達できるようになります。

大量未配や時間指定無視をしたくなければ、出前館で配達の練習をしておきましょう。
- お届け先にスムーズに停車できるようになる
- 大型マンションやオートロックマンションのエントランスや停車位置がわかるようになる
- ポストや宅配ボックスがわかるようになる
- 焦らずに配達できるようになって契約解除を防げる
- 配達スピードが上がるから早く帰宅できるし売り上げも増える
出前館配達を何回かこなせば、初めて訪れた物件でもテンパることなく対応できますよ。

Uber Eats で配達の練習
契約解除を防ごう!