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3tダンプに乗るうえでは必須ともいえる任意保険ですが、情報が少なく

  • 3tダンプの相場は年額30万~40万て本当?
  • 2tダンプと比べてどのくらい高いの?
  • 任意保険に入ってないトラックも多いらしいし要らないんじゃ?

こういった疑問があるかもしれません。

結論から言うと、3tダンプの任意保険料の相場は年額30万~40万ほど高くはありませんし、任意保険は必要です。

保険会社から提供されたデータをまとめている「損害保険料率算出機構」の統計データから計算した相場は、種類にもよりますが15万円を下回ります。

3tダンプの具体的な相場
  • 個人事業主なら年額8万3千円くらい
  • ダンプカーなら年額9万2千円くらい
  • 冷凍車などは年額4万4千円くらい
  • 事業用なら年額14万円くらい

この記事を読めば3tダンプの任意保険料の相場や2tダンプとの保険料の違いが分かります。

管理人
任意保険に入っていないトラックが多い理由も説明します。※無保険じゃないです。

ネットから試算できる保険も紹介しているため、今入っている任意保険から乗り換えた方がよいか判断もできるでしょう。

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3tダンプの種類ごとの任意保険相場

3tダンプは汎用性が高くとても人気があるサイズなので、車種や用途が多いです。

そのため、任意保険において3tダンプは以下の4種類に分かれます。

  • 自家用普通貨物車(個人事業主など)
  • ダンプカー
  • 特種用途自動車(冷凍車など)
  • 営業用普通貨物車(事業用)

自家用普通貨物車は、1ナンバーの普通貨物トラックのことです。平ボディなどの一般的なトラックを個人で使用するときの区分です。

ダンプカーは荷台を傾けて積荷を一度に下ろすための機械装置を備えたトラックですね。

特種用途自動車は、8ナンバーに分類される特殊な自動車です。冷凍車や冷蔵車、活魚運搬車、クレーン車、コンクリートミキサー車、タンク車など、特定の事業に使う車両の区分です。

最後に、自家用普通貨物車と同じようなトラックを事業用として乗るときは、営業用普通貨物車になります。

任意保険料は用途や種類ごとにリスクを分析して決まるため、3tダンプ4種類の相場について順に説明していきます。

個人事業主(自家用)の3tダンプ

損害保険料率算出機構が公表しているデータによれば、自家用の3tダンプの任意保険料は平均すると1台あたり年額8万3千円くらいとなっています。

具体的には、自家用普通貨物車の総保険料は92,854,500千円、総契約台数は1,123,765台です。

引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」

総保険料を総契約台数で割って1台あたりの保険料を計算すると、83千円になります。

従って、自家用普通貨物車に分類される個人事業主の3tダンプの任意保険料は年額8万3千円くらいが相場といえます。

軽貨物車の保険料相場は年額4万3千円くらいなので、3tダンプはおよそ2倍です。

管理人
3tダンプの保険料が高いと言われるのも納得ですね。

ダンプカーの3tダンプ

同様に損害保険料率算出機構が公表しているデータを見ると、ダンプカーの総保険料は41,858,763千円、総契約台数は456,159台です。

引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」

1台あたりの保険料を計算すると、92千円になります。

つまり、ダンプカーに分類される3tダンプの任意保険料は年額9万2千円くらいが相場といえます。

ダンプカーは特殊な用途を持っていますが、自家用の3tダンプに比べて1万円くらいしか高くありませんね。

冷凍車など(特種用途自動車)の3tダンプ

同様に損害保険料率算出機構のデータを見ると、特種用途自動車の総保険料は13,614,409千円、総契約台数は311,883台です。

引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」

1台あたりの保険料を計算すると、44千円になります。

つまり、特種用途自動車に分類される3tダンプの任意保険料は年額4万4千円くらいが相場といえます。

軽貨物車ともそれほど変わらず、3tダンプにしては任意保険料が安いです。

特種用途自動車は3tダンプだけでなく、救急車や消防車、キャンピングカーなども入っている区分のため、安くなっているのかもしれません。

事業用(営業用)の3tダンプ

同様に損害保険料率算出機構のデータを見ると、営業用普通貨物車の総保険料は128,104,709千円、総契約台数は922,953台です。

引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」

1台あたりの保険料を計算すると、139千円になります。

つまり、営業用普通貨物車に分類される事業用の3tダンプの任意保険料は年額14万円くらいが相場といえます。

自家用は年額8万3千円だったので、事業用になると1.7倍ほどに跳ね上がります。

管理人
ただ、巷では「3tダンプの保険料なら30~40万はザラ」と噂されているのに相場は安いですね。理由をみていきましょう。
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3tダンプの任意保険料の相場が噂より安い理由

保険料は補償の内容によって大きく変わるため、補償を最低限に削っていることが安い理由と考えられます。

任意自動車保険には大きく分けて、以下の5種類の補償があります。

  • 対人賠償:他人を死傷させたときの治療費や慰謝料などを補償
  • 対物賠償:他人の所有する物を壊したときの修理費用などを補償
  • 搭乗者傷害:搭乗中の事故時に定められた金額が支払われる
  • 人身傷害:搭乗中の事故時に実際にかかった治療費などが支払われる
  • 車両補償:対象車の修理費等を補償

搭乗者傷害は人身傷害の上乗せ的な補償で、入院時などに保険金を受け取れるうえに事故件数としてカウントされないため保険料を高くする一因です。

また、車両保険は車両の価値に比例して保険料が高くなり、普通車でもつけると保険料が2倍になることもあるほどです。

3tダンプの任意保険は、搭乗者傷害を付けている人が少なく、次いで車両補償や人身傷害が少ないです。

補償ごとの普及率を一覧表にします。

車種対人賠償対物賠償搭乗者傷害人身傷害車両
自家用普通貨物車89.3%89.3%31.1%76.2%40.3%
営業用普通貨物車73.0%73.7%12.3%33.4%23.1%
特種・特殊車49.8%54.7%18.8%35.2%17.6%
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」

3tダンプは車両価格が高く、新車だと1,000万円を簡単に上回りますし、中古でも普通車の新車と同じくらいの価格の車体もあります。

3tダンプの任意保険料が30~40万円と噂されるのは、車体価格が高いため車両保険をつけると高額になるということでしょう。

車両保険を削った方が保険料を抑えられますが、1,000万円超の3tダンプを買ったときには、例え高額になったとしても車両保険をかけるのがおすすめです。

中古車の3tダンプも多く出回っていますし、保険料を高くする搭乗者傷害や車両補償、人身傷害補償などを削っている人が多いため、相場は安いと考えられます。

管理人
普及率の一覧表を見ると、事業用だと30%近く、特殊車は半分ほどの3tダンプが任意保険に入っていないですね。しかし、無保険で走っているわけではなく、秘密があります。
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任意保険に入っていない3tダンプの秘密

大企業は「自家保険」という仕組みを使えるため、任意保険に入らないことがあります。

何千台という車両を保有する大企業は、損保会社の保険料が莫大な金額になります。

ですから、「任意保険」に入らずに、会社内で損害賠償費用を貯めておく「自家保険」という保険を使っています。

事故が起こったときには貯めておいたお金から、任意保険から支払われるのと同じくらいの額が支払われます。

外部の任意保険に入るより安いため、資金が潤沢にある大企業がとる方法です。

個人事業主や中小企業は損害賠償費用を十分に貯めるのが難しいため、任意保険に加入した方が良いでしょう。

管理人
自賠責保険に入っているのに、任意保険にも入る必要はあるのでしょうか?

3tダンプは自賠責保険だけでなく任意保険も必要

3tダンプを含む全ての車は自賠責保険に入っていますが、補償範囲が狭く、以下のように上限金額が決まっています。

  • 被害者の治療費など:最高120万円
  • 後遺症による介護費など:最高4,000万円
  • 被害者死亡による慰謝料など:最高3,000万円

トラックは最大積載量が多くなるほどブレーキ感度が鈍くなりますし、左側後方を含め死角が多くなります。

車体の大きい3tダンプは事故を起こしたときの被害額が大きくなりがちで、自賠責保険だけでは賠償金を全額賄えないケースも多くあります。

特にトラックは事業用自動車の中でも死亡者数が圧倒的に多く、タクシーの約5倍、バスの約16倍です。

引用元:全日本トラック協会

死亡事故は賠償金が高額になりやすいです。

賠償金を全額賄えないと、家や車、給料などを差し押さえされる可能性もあります。

十分な却損害賠償費用を「自家保険」で貯めてある場合以外は、「任意保険」に入っておくのがおすすめです。

管理人
入った方が良いのは分かるけど、3tダンプの任意保険は思ったより高い…と思った方のために、2tダンプの保険料も調べました。

3tダンプと2tダンプの任意保険料相場を比較

損害保険料率算出機構が公表しているデータから2tダンプ、つまり小型貨物車の任意保険料の相場を計算します。

比較しやすいように年額の保険料を一覧にしました。

4t2t
自家用貨物車8.3万円6.6万円
営業用貨物車14万円7.3万円
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」

2tダンプの方が全体的に3tダンプより安いです。

最も保険料が負担になる営業用の3tダンプは、2tダンプの2倍にもなります。

管理人
3tダンプ・2tダンプと呼んでいますが、実はピッタリの重量が積載できるトラックを指すわけではないんです。

3tダンプは、最大積載量が5t未満で車両総重量8t未満の中型トラックを指します。

小型と呼ばれる2tダンプとの違いを載せておきます。

3tダンプ(中型)2tダンプ(小型)
車両総重量8t未満5t未満
最大積載量5t未満3t未満
引用元:トラック王国

最大積載量は決まっていますが「最小」積載量は決まっていないため、積載量が4tを切る3tダンプもあります。

逆に、2tといいつつも3t近く載せられる、最大積載量が 2,950kgの「いすゞのエルフ」などもあります。

約3tのトラックであっても小型に分類されるため、保険料相場は2tダンプと一緒で安めです。

管理人
もう少し多く載せられるトラックにしたくて3tダンプを検討しているなら、保険料の安い3t弱のトラックを検討するのも手かもしれません。

3tダンプでも任意保険料はネット試算できる

ここでは相場を紹介しましたが、運転者の年齢、運転歴、保険内容によって保険料に何倍もの差が出ることは珍しくありません。

実際に自分が3tダンプに乗る時の保険料を試算するのが一番です。

3tダンプの試算は一般的には保険代理店に行って面倒な手続きをしなければいけませんが、ネットからできる任意保険もあります。

損保ジャパンが運営する「はたらくクルマの自動車保険」なら、緑ナンバーや黒ナンバーの3tダンプの保険料をネット見積もりできます。

必要なものは車検証だけで簡単なので、見積もりをとって今入っている保険と比べるのがおすすめです。

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3tダンプの任意保険のよくある質問

黒ナンバーで入れる保険は?

下記6社です。

詳しくは下記記事でも解説しています。

▶関連記事:黒ナンバーの任意保険を安くする方法3選

▶関連記事:格安の黒ナンバー任意保険個人向けおすすめランキング6社【軽貨物】

黒ナンバーの任意保険を安くする方法は?

黒ナンバーの任意保険を安くするには、下記3つの方法があります。

  • 保険等級を引き継ぐ
  • 事故を起こさない
  • 支払いを年払いにする

詳しくは下記記事で解説しています。

▶関連記事:黒ナンバーの任意保険を安くする方法3選

任意保険の等級を黒ナンバーに引き継ぐ裏技がありますか?

黄色ナンバーの軽自動車で納車している場合のみ引き継げます。黒ナンバーで納車した場合は等級を引き継ぎできません。

詳しは「【図解】黒ナンバーの任意保険の等級を引き継ぐ裏ワザ」で解説しています。

黒ナンバーの任意保険は即日加入できる?

即日加入できない会社が多いです。

理由は、不正な保険金請求を防ぐためです。

即日で加入できてしまうと、事故を起こした当日に加入して、保険金を請求できてしまいます。

▶関連記事:黒ナンバーの任意保険に即日加入!ネット申し込みできる会社