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軽貨物の仕事は「稼げる」とも「稼げない」ともいわれます。

実際のところ、どの程度の年収が見込めるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

軽貨物の仕事は決して稼げない仕事ではありません。

しかし、稼ぐためには軽貨物案件の中でもどの職種を選択するかや、稼ぐための工夫が必要です。

今回は、軽貨物の個人事業主の年収や、もっとも稼げる方法について解説します。

管理人
「宅配」「ルート配送」「スポット・チャーター便」など、職種別に平均年収や手取りのモデルケースなども紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
【拘束時間が長いor低単価案件に取り組んでいるドライバーへ】<br>この記事の結論!待遇の良い会社は腐るほどある

いま軽貨物をやっていて、報酬や労働時間、待遇に違和感がある方は、早いうちに辞めましょう。

軽貨物の求人

あなたが知らないだけで、世の中には下記の案件がたくさん溢れています。

  • 日給8,000円~30,000円のルート配送
  • 日給24,000円の企業間配送
  • 1日5時間で12,000円の企業間配送
  • 時給1,600円以上のフードデリバリー(時給制)
  • 日給40,000円越えの宅配ドライバー
  • 時給2,400円相当のライドシェア(NEW!)

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【開く】用意されている福利厚生

また、企業によっては以下の福利厚生も用意しています。

  • ガソリン代支給
  • お祝い金最大10万円支給
  • 1日5時間稼働で手取り30万円も可能
  • 25日稼働で手取り70万円以上も可能

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軽貨物の個人事業主の平均年収はいくら?

軽貨物の個人事業主の平均年収は、400万円程度であるといわれています。

ただし、これはあくまでも軽貨物案件全体の平均であって、実際の年収は職種や能力などによって異なります。

稼げている人と稼げていない人の差は大きく、年収200万円台の人もいれば500万円や600万円の人、中には1,000万円を突破している人もいるのが現実です。

ここでは、宅配やルート配送などの職種別に平均年収を紹介します。

宅配

前述のとおり、軽貨物業界において平均年収はあってないようなものです。

そのため「平均年収」としてデータが公開されているものではありませんが、平均的な荷物単価と、一般的なドライバーが配達できるようになるであろう配達個数によって、平均的と思われる年収を割り出しました。

荷物単価1日の配達個数月の稼働日数月収年収
165円150個22日54万4,500円653万4,000円
※上記はすべて税込金額です。

副業ではなく宅配1本で取り組んだ場合、一般的なドライバーであれば上記の年収を達成できるでしょう。

「1日100個配達するのも大変」という話がネット上には転がっていますが、100個というのは慣れれば4時間程度で配りきれる個数です。

中には3時間かからずに配りきってしまう人もいます。

管理人
向き不向きもあるため誰でも必ずというわけにはいきませんが、多くのドライバーが1日150個以上配れるようになり、上記の年収を達成できるはずです。

ルート配送

ルート配送についても、個人事業主に限定すると正式なデータがありません。

ルート配送の日給相場は8,000〜1万5,000円といわれているため、日給相場の平均から年収を推計します。

日給相場の平均月の稼働日数月収年収
1万2,650円22日27万8,300円333万9,600円
※上記はすべて税込金額です。

宅配と比べると、かなり稼ぎにくい印象です。

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、ルート配送ドライバーの年収は全国平均で384万4,000円です。

この「ルート配送ドライバー」にはすべての就業形態が含まれているため内訳は分かりませんが、「ドライバーは正社員が多い」との記載もあることから、多くを占めるのは正社員であると予想されます。

管理人
ルート配送に関しては、個人事業主として業務委託で働くよりも正社員のほうが稼げる可能性があります。

参考:厚生労働省 職業情報共有サイト「jobtag」

スポット・チャーター便

スポット・チャーター便については、働き方にかかわらず年収のデータがありません。

スポット便のみ、チャーター便のみで生計を立てているドライバーがそもそも少ないためです。

そのため、現時点で出ている求人の日給額や赤帽のホームページに掲載されているモデルケースをもとに年収を推計します。

日給額月の稼働日数月収年収
1万8,700円22日41万1,400円493万6,800円
※上記はすべて税込金額です。

上記はスポット・チャーター便専門ドライバーとして業務委託契約を結んだ場合の年収です。

宅配ほど大きく稼ぐことは難しいですが、業務委託なら安定した収入を得られます。

スポット・チャーター便のみで生計を立てていきたいなら、運送会社と業務委託契約を結んで働くのがおすすめです。

そのほか、午前中のみのチャーター案件もあります。

こちらも業務委託であるため安定的に仕事があります。

午前中で仕事が終わるため、午後は別の仕事を入れるなど掛け持ちが可能です。

以下は午前中のチャーターと緊急チャーター、20kmのスポット便を組み合わせた場合の年収です。

午前中チャーター緊急チャーター20kmスポット
月の稼働内容9,900円(月給)×22日1万1,000円×月4本4,950円×月18本
月収21万7,800円4万4,000円8万9,100円
年収261万3,600円52万8,000円106万9,200円
計421万800円
※上記はすべて税込金額です。

緊急チャーターとスポットの案件がコンスタントに取れれば、安定した収入を得られるでしょう。

しかし、とくに緊急チャーターはいつ仕事が舞い込むかわからないため、上記のように案件を獲得できない可能性がある点に注意が必要です。

管理人
スポット・チャーター便をメインにするとしても、アマゾンフレックスなどと並行して働いたほうがよいでしょう。

引越し便

引越し便も、スポット・チャーター便と同じく引越し便のみで生計を立てている人が少なく、平均年収のデータはありません。

そのため、ネット上で公開されている引越運賃料金をもとに年収を推計します。

作業時間・走行距離料金
2時間以内・20km以内1万4,300円
5時間以内・60km以内2万6,400円
※上記はすべて税込金額です。
月の報酬額年収
2時間以内・20km以内の案件×22日=31万4,600円
5時間以内・60km以内の案件×4日=10万5,600円
計42万200円
504万2,400円
※上記はすべて税込金額です。

案件さえ取れれば、上記のように稼げるでしょう。

しかし、コンスタントに案件を獲得していくことは難しいため、上記のように稼げるとはかぎりません。

そのほか、1万〜1万5,000円程度で単価設定し、引越し便専門で稼働しているドライバーもいます。

1日1〜2件対応した場合の年収は以下のとおりです。

単価1日の受注件数月の稼働日数月収年収
1万1,000円1件22日24万2,000円290万4,000円
2件48万4,000円580万8,000円
1万6,500円1件36万3,000円435万6,000円
2件72万6,000円871万2,000円
※上記はすべて税込金額です。

計算上の年収は上記のとおりですが、このように稼ごうと思ったら常に案件が舞い込むシステムを作らないと難しいでしょう。

管理人
案件が入ったら受け、空いた時間はアマゾンフレックスやフードデリバリーの案件を受けるなど、待機時間を有効活用することをおすすめします。

【参考】正社員ドライバー

「正社員ドライバー」と一口にいっても、勤務先や地域によって大きく異なります。

ここでは参考として、佐川急便の年収を紹介します。

以下は、佐川急便の「パート・アルバイト・正社員求人情報サイト」に掲載された月給、月収例から割り出した年収、年収例です。

東京都大阪府
月給20万4,800〜26万7,800円19万6,800〜25万7,800円
年収245万7,600〜321万3,600円236万1,600〜309万3,600円
月収例27万〜42万円26万〜41万円
年収例324万〜504万円312万〜492万円
※上記はすべて税込金額です。

「月給」とは基本給のことをいい、「月収例」とは月50時間の残業手当や諸手当を含んだ金額を指します。

また、「年収」は「月給」から計算し、「年収例」は「月収例」から計算しています。

個人事業に比べて福利厚生がしっかりしている分安心感はありますが、残業をしてようやくまともに稼げるといった印象です。

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  • 日給8,000円~30,000円のルート配送
  • 日給24,000円の企業間配送
  • 1日5時間で12,000円の企業間配送
  • 時給1,600円以上のフードデリバリー(時給制)
  • 日給40,000円越えの宅配ドライバー
  • 時給2,400円相当のライドシェア(NEW!)

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【開く】用意されている福利厚生

また、企業によっては以下の福利厚生も用意しています。

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軽貨物の個人事業主の経費と手取り

軽貨物の個人事業主をするうえで必要な経費には、どのようなものがあるのでしょうか。

また、報酬は手取りにしていくらくらいもらえるのでしょうか。

ここでは、軽貨物の個人事業主の経費と手取りを紹介します。

軽貨物の仕事をするうえでかかる経費

個人事業主として軽貨物の仕事をするうえでかかる経費には、以下のようなものがあります。

  • ガソリン代
  • 車両リース料、ローン
  • 車両メンテナンス費
  • 車検代
  • 車の任意保険料
  • 駐車場代
  • 高速道路代
  • 自動車税
  • 携帯代
  • ロイヤリティ
  • 備品
  • 家賃

大半は車両関連の経費です。

中でも、軽貨物車両をリース、購入した場合の車両費やガソリン代は大きな負担になります。

また、黒ナンバーの車両は任意保険料も高額になる傾向にあります。

ただし、保険を使うような事態にならなければ年々安くなっていくため、無事故を心がけて等級を上げられるよう努めましょう。

なお、車両や携帯をプライベートと兼用するのであれば、業務に使用する部分のみ経費として扱えます。

家賃も同様に、事務所として利用している部分についてのみ経費にできます。

プライベートで使用する部分については経費扱いにできない点に注意が必要です。

管理人
社会保険や生命保険、住民税、所得税なども経費にはなりません。
そのほか、車両関連でも交通反則金は対象外です。

個人事業の軽貨物ドライバーの手取り

個人事業の軽貨物ドライバーの手取りは、実際にはいくらくらいなのでしょうか。

ここでは、いくつかのモデルケースを紹介します。

モデルケース1:宅配

モデルケースのひとつ目は、業務委託で宅配を行った場合の手取りです。

報酬の総額から、経費として以下の金額を引いています。

  • 車両リース料:4万円
  • 車両メンテナンス費:1万円
  • 車の任意保険料:1万円
  • ロイヤリティ:報酬の15%
  • ガソリン代:5万円
  • 駐車場代:1万円
  • 携帯代:5,000円

合計125,000円+ロイヤリティ

荷物単価配達個数月の稼働日数月収(手取り)
143円100個22日14万2,410円
150個27万6,115円
200個40万9,820円
165円100個18万3,550円
150個33万7,825円
200個49万2,100円
220円100個28万6,400円
150個49万2,100円
200個69万7,800円
※上記はすべて税込金額です。

実際にかかる経費は人によって異なるため、実際にこのとおりに稼げるとはかぎりませんが、荷物単価や配達個数によっては上記のように稼げる可能性があります。

上記の例でいくと、たとえば荷物単価150円の運送会社なら、毎日150個配達すれば30万円以上手取りとして残ります。

ただし、1日100個配達するだけではあまり手元に残りません。

荷物単価次第でもありますが、1日に150個以上、できれば200個程度配れるのが理想です。

管理人
なお、個人事業主は給与所得者とは異なり、報酬から社会保険や年金、住民税などが引かれません。
別途自分で納めなければならない点に注意しましょう。

モデルケース2:ルート配送

モデルケース2つ目は、業務委託でルート配送を行った場合の手取りです。

報酬の総額から、経費として以下の金額を引いています。

  • 車両リース料:4万円
  • 車両メンテナンス費:1万円
  • 車の任意保険料:1万円
  • ロイヤリティ:報酬の15%
  • ガソリン代:3万円
  • 駐車場代:1万円
  • 携帯代:5,000円

合計105,000円+ロイヤリティ

日給額月の稼働日数月収(手取り)
8,800円22日5万9,560円
1万1,000円10万700円
1万4,300円16万2,410円
1万6,500円20万3,550円
※上記はすべて税込金額です。

運送会社にもよりますが、ルート配送は日給制が多い傾向にあります。

日給相場は8,000〜1万5,000円程度と、仕事が単調で拘束時間もあまり長くないため、それほど高収入は見込めません。

ただ、上記の例ではロイヤリティを15%引いていますが、求人の中にはロイヤリティ0の会社も多数見られます。

管理人
ロイヤリティ0で日給額も高めであれば、納得のいく収入を得ることも不可能ではないでしょう。

モデルケース3:スポット便

3つ目は、業務委託でスポット便を行った場合の手取りです。

報酬の総額から、経費として以下の金額を引いています。

  • 車両リース料:4万円
  • 車両メンテナンス費:1万円
  • 車の任意保険料:1万円
  • ロイヤリティ:報酬の15%
  • ガソリン代:5万円
  • 駐車場代:1万円
  • 携帯代:5,000円

合計125,000円+ロイヤリティ

時給1件あたりの稼働時間1日の受注件数月の稼働日数月収(手取り)
2,200円5時間2件22日32万7,540円
※上記はすべて税込金額です。

スポット便は時給制であることが多いです。

条件によって異なりますが、時給2,000円程度が相場です。

たとえば1件1万円の案件を1日に2件こなせば、手取りは上記の金額になります。

ただし、スポット便は基本的に単発で発生するため、モデルケースのように案件がコンスタントに取れるとはかぎりません。

管理人
また、上記には表示していませんが、高速道路を使用した際は別途高速料金がかかります。

モデルケース4:引越し便

4つ目は、フリーランスとして引越し便を行った場合の手取りです。

報酬の総額から、経費として以下の金額を引いています。

  • 車両リース料:4万円
  • 車両メンテナンス費:1万円
  • 車の任意保険料:1万円
  • ガソリン代:3万円
  • 駐車場代:1万円
  • 携帯代:5,000円

合計105,000円

1件あたりの報酬額1日の受注件数月の稼働日数月収(手取り)
1万1,000円2件22日37万9,000円
※上記はすべて税込金額です。

引越し便1件あたりの報酬額は、1〜2万円程度が相場だといわれています。

上記のように1件1万円で受けたとしても、1日に2件取れれば手取りは30万円以上確保できます。

ただし、引越し便の案件を毎日コンスタントに獲得し、それだけの収入で食べていくのは至難の業です。

多くのドライバーは宅配やスポット便、チャーター便など、ほかの軽貨物案件と掛け持ちし、案件が入れば引越し便を行うという方法をとっています。

同じ軽貨物の仕事でも、選ぶ職種によっては収入が異なります。

また、職種は同じでも、所属する運送会社や車両の持ち込みができる場合とそうでない場合など、条件によっても手取りは大きく異なることを念頭に置いておきましょう。

軽貨物で個人事業主になるメリット・デメリット

軽貨物で個人事業主になる場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

ここでは、メリット・デメリット別に紹介します。

メリット

軽貨物で個人事業主になるメリットは以下のとおりです。

  • 普通運転免許があれば始められる
  • 自分次第で収入を増やせる
  • 仕事がなくなる心配がない(宅配)
  • ルートを覚えればルーティン化できる(ルート配送)
  • 時間や場所に縛られない(スポット・チャーター便)
  • 届出制であるため始めやすい(引越し便)

それぞれ解説します。

普通運転免許があれば始められる

軽貨物ドライバーは、普通運転免許があればすぐに始められる仕事です。

稼げるドライバーになるにはそれなりのスキルが必要ですが、特別な資格は必要なく未経験からでも始められ、スキルも自然に身につきます。

また、車両がない場合でも、リースやレンタルが可能です。

そのため、比較的参入のハードルが低い業種であるといえるでしょう。

自分次第で収入を増やせる

自分次第でどんどん収入を増やせる点も、個人事業主ならではのメリットです。

正社員なら、荷物をどれだけ配ったかはそれほど収入に影響しません。

しかし個人事業主の場合、たとえば宅配であれば荷物を配れば配るほど多く報酬がもらえます。

スポット便やチャーター便、引越し便などでも、多く案件を獲得すればその分収入が増えていきます。

管理人
頑張りの成果が目に見えてわかるため、モチベーションの向上にもつながるでしょう。

仕事がなくなる心配がない(宅配)

宅配のメリットは、仕事がなくなる心配をする必要がないところです。

宅配の需要は年々高まっているにもかかわらず、業界全体が常に人材不足であるためです。

個人事業主でも、運送会社と委託契約を結ぶことで安定的に仕事を確保できるため、「自分で営業して案件を取らなければ仕事がない」ということがありません。

ただし、地域によって物量に差がある点には注意が必要です。

たとえば、1日の平均配達個数が100個程度しかないようなケースではあまり稼げない可能性があります。

管理人
ほかのドライバーが平均してどの程度の荷物を配達しているのかを、契約前に確認しておいたほうがよいでしょう。

定期的に案件を獲得できる(ルート配送)

基本的に単発であるスポット便やチャーター便とは異なり、ルート配送は定期的に案件が発生します。

そのため、安定して仕事ができるというメリットがあります。

大きく稼ぐことは難しいですが、収入が0になる危険性が少ないところは十分メリットといえるでしょう。

とくに開業して間もないころなど、収入が安定しないうちはおすすめの職種です。

時間や場所に縛られない(スポット・チャーター便)

毎日同じ時間、同じ場所で働く宅配やルート配送とは違い、時間や場所に縛られないのがスポット便やチャーター便のメリットです。

いつ案件が発生するかわからない不安定さはありますが、受けるも受けないも自分次第であるため、自分の予定を優先できます。

管理人
また、毎回違う配達先に赴くことになるため、毎回新鮮な気持ちで仕事をしたい人やルーティン作業が苦手な人におすすめです。

引越し業者として開業するよりハードルが低い(引越し便)

一般的な引越し業者として開業するよりも、ハードルが低いというメリットがあります。

一般的な引越し業を始めるには、まず国土交通大臣または地方運輸局長に対し「運送業許可申請」を行わなければなりません。

引越し便にかぎらず、軽貨物で事業を始める際にも「貨物軽自動車運送事業の届出」が必要ですが、運送業許可申請には、貨物軽自動車運送事業の届出よりも厳しい要件が設けられています。

また、軽貨物の引越し便は軽貨物車両が1台あればよいため初期費用がそれほど多くかかりませんが、引越し業を始めるなら多額の資金が必要です。

管理人
このように、「引越しを行う」という部分は共通していても、一般的な引越し業と引越し便とでは参入するハードルに大きな差があります。

デメリット

軽貨物で個人事業主になるデメリットは以下のとおりです。

  • 多くの経費がかかる
  • 向き不向きがある
  • 労働時間が長時間になりがち(宅配)
  • 日々に変化がない(ルート配送)
  • 案件をコンスタントに獲得するのが難しい(スポット・チャーター、引越し便)

それぞれ解説します。

多くの経費がかかる

軽貨物の仕事には、車両購入費やリース料、ガソリン代、車両メンテナンス費など、車両関係を中心に多くの費用がかかります。

案件にもよりますが、スポット便やチャーター便で高速道路を使用する際の高速代も自分もちです。

また、業務委託の場合は、報酬の何%かをロイヤリティとして運送会社に支払わなければならないことがほとんどです。

そういった経費は、正社員やアルバイトなどの雇用関係であれば自ら負担する必要がないため、ケースによっては正社員やアルバイトのほうが稼げることもあります。

向き不向きがある

どのような仕事にもいえることですが、軽貨物の仕事にも向き不向きがあります。

たとえば、マイペースすぎて時間を守れない人や、長時間働きたくないという人には宅配は向きません。

また、ルート配送はルーティン作業が苦手な人には苦痛かもしれません。

そのほか、毎日決まった時間帯に働きたいという人にはスポット便やチャーター便は不向きでしょう。

管理人
職種を選ぶ際は、稼げるかどうかという点だけではなく「自分に合うかどうか」も考慮する必要があります。

労働時間が長時間になりがち(宅配)

宅配のデメリットは、労働時間が長時間になりがちなところです。

朝は7時ごろから荷物を積み込み始め、帰りは21時や22時を回ることも珍しくありません。

物量が少なければ途中で休憩できますが、物量が多いときには食事休憩すら取れない場合もあります。

宅配は軽貨物案件の中でも稼ぎやすい職種ですが、決して楽に稼げるものではないことをわかったうえで参入する必要があるでしょう。

あまり大きくは稼げない(ルート配送)

ルート配送は安定して仕事が入りやすく長時間労働にもなりにくいですが、単調な仕事ゆえそれほど大きくは稼げないというデメリットがあります。

たとえば宅配のように、月に80万も100万も稼ぐというような稼ぎ方はできないでしょう。

管理人
大きく稼ぎたいなら、宅配などのほかの選択肢をおすすめします。

案件をコンスタントに獲得するのが難しい(スポット・チャーター、引越し便)

スポット便やチャーター便、引越し便は案件をコンスタントに獲得していくのが困難です。

基本的に、いずれも単発の案件であるためです。

スポット便やチャーター便は、いつ案件が入るかわかりません。

引越し便は3〜4月などの引越しシーズンには案件が舞い込みやすくなりますが、年間通して案件を獲得していくことは至難の業です。

管理人
そのためスポット便だけ、引越し便だけでやっていくのではなく、案件が発生しないときはアマゾンフレックスやフードデリバリーの案件を受けるなど、掛け持ちを検討する必要があるでしょう。

軽貨物でもっとも稼げる方法は?年収を上げる5ステップ

軽貨物でもっとも稼げる可能性があるのは、業務委託で宅配ドライバーをすることです。

向き不向きがあるため誰でも簡単に稼げるわけではありませんが、人によっては月収100万円、年収1,000万円突破も夢ではありません。

ここでは、業務委託の宅配ドライバーになることを前提に、年収を上げる方法を紹介します。

条件のよい運送会社と業務委託契約を結ぶ

業務委託の宅配ドライバーなら、どのような条件でも稼げるというわけではありません。

契約する運送会社によって条件に差があるためです。

重要なのは、荷物単価やロイヤリティ(手数料)などの条件がよい運送会社を選ぶことです。

業務委託契約を結ぶ運送会社を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • 荷物単価が適正かどうか
  • ロイヤリティが相場とかけ離れていないか
  • ドライバーに不利な内容の契約ではないか

荷物単価とロイヤリティについては、ただ単価が高ければよい、ロイヤリティが安ければよい、というものではありません。

荷物単価が高くてもその分ロイヤリティも高いケースや、荷物単価が安くてもロイヤリティを取らない場合など、運送会社によってさまざまであるためです。

しかし、あまりにも安すぎる、高すぎるなど、相場とかけ離れている場合は注意しましょう。

荷物単価、ロイヤリティの相場は以下のとおりです。

荷物単価143〜220円/1個
ロイヤリティ10〜15%
※荷物単価は税込金額です。

また、契約書の内容には必ずしっかり目を通すようにしましょう。

中には、欠勤したら違約金が発生する会社や、誤配をしたら何万円もの罰金を取られるところなど、ドライバーに不利な契約内容になっていることもあります。

面接などが終わり、契約書にサインをする段階まで進んでしまったとしても、まだ後戻りは可能です。

おかしな契約であると気づいたときには、契約せず辞退しましょう。

管理人
運送会社は、1社だけでなく何社か応募し、よく比較することをおすすめします。

できるだけ配達個数を伸ばす

宅配の仕事に慣れてきたら、できるだけ配達個数を伸ばせるよう試行錯誤しましょう。

大きく稼ぎたいなら、まずは1日200個程度配れるようになる必要があります。

ただしすぐに200個は不可能であるため、100個→150個→200個というように段階を踏んで目指していくとよいでしょう。

実際に、未経験から始めて100個を研修終了後2〜3日で達成し、5か月程度で150個、6か月で200個達成したドライバーもいます。

中にはさらに早く200個を達成する人もいます。

1日に150個配れるということは基礎が身についているということであるため、150個配れるようになれば200個はすぐそこです。

配達個数を伸ばす際は、以下の点について試行錯誤を繰り返しましょう。

  • 荷物の積み方
  • コースの回り方や走る道の選び方
  • 車両の停め方
  • 配達先、車両間の移動の仕方
  • マンション、アパートの回り方

思うように配達スピードが上がらないときは、上記のうちいずれかに問題があることが大半です。

荷物の積み方であれば手前から取っていけるように積む、道の選び方であれば信号のある道や交通量の多い通りは極力利用しないなど、自分なりに工夫しましょう。

管理人
なぜ回りきれないのか、配達スピードが上がらないのかを考え、やり方を修正していけば自然に配達スピードは上がっていきます。

物量を確保する

配れるようになったのに、物量が足りないせいで配達個数が伸びないということもあります。

コースによっては物量が多いところと少ないところがあり、物量が少なければたくさん配れるドライバーでも稼げません。

配達個数が伸びて余裕が出てきたら、安定的に物量を確保する工夫をしましょう。

たとえば、物量を確保するには以下の方法があります。

  • 担当コースを変えてもらう
  • 配達に慣れていない委託仲間をフォローする
  • 社員から荷物をもらう

それぞれ解説します。

担当コースを変えてもらう

運送会社やセンターにもよりますが、コースは固定の場合が多いです。

必然的にたくさん配れるドライバーは物量の多いコースを担当し、あまり配れないドライバーは物量の少ないコースを担当する傾向にあります。

しかし、軽貨物業界は入れ替わりの激しい業界です。

たくさん配れるドライバーが突然辞めることも珍しくありません。

管理人
ほかにも誤配が多い、勤務態度が悪いなどのペナルティとして担当コースを変えられるケースもあるため、普段から運送会社に担当コースを変えてほしい旨を伝えておけば、チャンスが転がってくるかもしれません。

配達に慣れていない委託仲間をフォローする

新しく入ったばかりでまだ配達に慣れていない、委託仲間のフォローを申し出るのもひとつです。

入ったばかりでも担当したコースの荷物は配りきらないといけないため、はじめは配りきれないこともあります。

荷物がひとりでさばけずに困っているドライバーがいたら、声をかけて自分のコースに近いところの荷物を取ってあげるとよいでしょう。

こちらは荷物が増え、新人ドライバーはパンクの危機から逃れられるためいいことづくしです。

社員から荷物をもらう

社員から荷物をもらうという手段もあります。

基本的に、社員はどれだけたくさん荷物を配ろうがあまり給料に反映されません。

そのためすすんでたくさん配りたいという人はあまりおらず、労働基準法上勤務時間が長くなりすぎると問題にもなることから、できれば早く上がりたいという人も多いです。

交渉次第では大型個口のおいしい荷物をくれることもあるため、日頃から社員と信頼関係を築いておくとよいでしょう。

ひたすら配る

配達個数を伸ばし、物量も確保できたらあとはとにかく配達するしかありません。

そうすれば、気がついたころには目標の配達個数に到達しているはずです。

重要なのは、日々自分で反省会をすることです。

荷物の積み方や回り方などで、「ああすればよかった」「こうすればよかった」ということがあればその都度改善し、次回の配達に活かします。

効率よく配れないなら配達地図アプリを使用する

いくら試行錯誤を重ねても、中には改善できないこともあります。

とくに以下のことで悩んでいる人は、配達地図アプリの使用がおすすめです。

  • 方向感覚に自信がない
  • 自分でルート組みをするのが苦手
  • 同じところを何度も行ったり来たりしてしまう

配達地図アプリとは、ゼンリンの地図をアプリ上で確認しながら配達できるアプリです。

配達に特化しており、荷物の住所を登録すれば地図上にピンが立つようになっています。

そのピンを回収していくようにコースを回れば配達できるため、初心者でもスムーズな配達が可能です。

なお、配達地図アプリにはいくつか種類があります。

利用料金や特徴などはアプリによって異なるため、1か月の無料期間中に試してみて、使いやすいものを選ぶとよいでしょう。

配達地図アプリには以下のものがあります。

GODOOR配達NAVITIMEトドクサポーター
利用料金(月額)1,300〜1,600円2,300円880〜1,600円※ゼンリン住宅地図利用は1,550円〜
利用料金(年額)1万3,000円2万〜2万2,800円-
無料期間
ナビ機能×※外部のナビアプリと連携可能
ルート組み機能××

「軽貨物でもっとも稼げる方法」を実践しよう

軽貨物の個人事業主の年収について解説しました。

職種別の平均年収やモデルケースを紹介しましたが、誰もが平均年収を超える年収やモデルケースどおりの年収を達成できるとはかぎりません。

結局のところ、どの程度稼げるかはその人次第であるためです。

しかし、記事の中で解説した「軽貨物でもっとも稼げる方法」を実践すれば、誰でもある程度は稼げるようになるはずです。

管理人
理想の年収に近づけるよう、ぜひチャレンジしてみてください。
【拘束時間が長いor低単価案件に取り組んでいるドライバーへ】<br>この記事の結論!待遇の良い会社は腐るほどある

いま軽貨物をやっていて、報酬や労働時間、待遇に違和感がある方は、早いうちに辞めましょう。

軽貨物の求人

あなたが知らないだけで、世の中には下記の案件がたくさん溢れています。

  • 日給8,000円~30,000円のルート配送
  • 日給24,000円の企業間配送
  • 1日5時間で12,000円の企業間配送
  • 時給1,600円以上のフードデリバリー(時給制)
  • 日給40,000円越えの宅配ドライバー
  • 時給2,400円相当のライドシェア(NEW!)

このような求人は、ドライバー職に特化した日本最大級の求人サイト『ドラEVERに掲載されることがあります。

各会社ごとの業務内容や報酬、労働時間が簡単に比較できます。

【開く】用意されている福利厚生

また、企業によっては以下の福利厚生も用意しています。

  • ガソリン代支給
  • お祝い金最大10万円支給
  • 1日5時間稼働で手取り30万円も可能
  • 25日稼働で手取り70万円以上も可能

なお、好待遇案件はすぐになくなるので、『ドラEVER』に登録して新着メールを待ちましょう!

軽貨物必須アプリ特徴リンク
配達NAVITIME

配達NAVITIME
配達スピード30%改善!
荷積みから出庫、配達スピードのすべてが改善されます。
伝票読み取り機能により手打ち作業がなくなる!
大型施設の入り口がわかる
自動ルート組機能で出庫が早くなり、最短ルートで配達できる
コンビニやトイレ・ガソリンスタンド・オービスも表示される
全ドライバー必須アプリ!
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詳細

Pick Go
■軽貨物マッチングアプリ「Pick Go」の日用品・フードデリバリー配達用アプリ。
大手コンビニ案件が多く、配達員にも知られていないので実は稼ぎやすい。
公式

詳細
ドラEVER(ドラエバー)
ドラEVER
■求人数40,000件以上の運送系求人サイト
掲載企業のPR動画で仕事内容や職場の雰囲気がわかるので、安心して転職活動ができる。
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詳細
出前館,配達員,業務委託
出前館
■いま最も稼げるフードデリバリー
1件配達平均750円以上。
アマフレの予行練習になる。
公式

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uber eats,ウーバーイーツ配達員
Uber Eats 
■1件平均550円の配達単価。
利用者数400万人越えのアプリなため配達依頼も圧倒的に多い。
アマフレの予行練習になる。
公式

詳細

アマゾンフレックス
■高時給
日給制。時給換算2,000円~3,000円程度。配達アプリのルートに従って運転するので未経験でも簡単。置き配・ポスト投函が9割なので配達が楽。
公式

詳細
軽貨物マッチングアプリ13選!おすすめのギグワークサービスを紹介
【軽貨物ドライバー向け】無料の配達ルート最適化アプリ4選!
格安の黒ナンバー任意保険は?軽貨物おすすめ比較ランキング6社【個人】
地図とにらめっこする必要なし!
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アマゾンフレックスに必要なものは配達NAVITIME

地図上にマンションやアパートの名称、世帯主、番地が記載されているので、配達先が迷いません。

配達NAVITIMEとアマゾンフレックスで使用するアプリは似ています。事前に触れておくことで、初回稼働でもアマゾンフレックスアプリが抵抗なく扱えるようになりますよ。

4つの特徴
  • アマゾンフレックスアプリで採用されている「ゼンリン地図」は、配達NAVITIMEでも使われているから事前学習になる
  • 大型施設の入り口がわかる
  • 自動ルート組機能が搭載されている
  • コンビニやトイレ・ガソリンスタンド・オービスも表示される

アマゾンフレックス以外でも、ピックゴー出前館Uber Eatsでは大活躍しますし、タワーマンションや大型施設の入り口も表示されるので重宝しています。

配達NAVITIME
料金デフォルト無料
プレミアムコース初月無料
月額2,300円(税込)
年額22,800円(税込)
搭載地図ゼンリン地図
機能・表札、建物名の表示
・建物・テナント名で検索
・「配達時間帯指定」を考慮した効率の良い配達ルート組
・建物入り口情報
・カメラで荷物登録
・渋滞や工事、大通りを避けた抜け道を案内
・自転車やバイクに対応
・コンビニやトイレ・ガソリンスタンド・オービスの表示
・伝票読み取り機能
・メモ内容が地図上に表示

無料でも使用できるので、どんな操作感なのか一度触ってみましょう。

未経験者でアカウント停止にならなかった配達員は『配達NAVITIME』を使っています。

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