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「宅配ではルート組みが重要と聞いたけど、なぜ重要なの?」

「ただ端から順番に配っていくのではダメなの?」

宅配のルート組みについて、このような疑問を感じていませんか?

端からすべて順番に配っていくのが悪い配り方であるとは一概にいえません。

しかし、場合によっては効率の悪い配り方になってしまう可能性があります。

できるだけたくさんの荷物を配るためには効率が重要であり、効率を重視するならしっかりとしたルート組みが必要不可欠なのです。

今回は、宅配でのルートの組み方や「配れる人」になるためのコツをベテラン配達員が伝授します。

管理人
ルート組みをマスターし、たくさん配れるドライバーを目指してださい。
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宅配でのルートの組み方とは

そもそも「ルート組み」とは、荷物を配達する際の配達順をあらかじめ決めておくことです。

ルートの組み方次第では、配達ペースや1日に配れる物量などが変わってきます。

たとえばルート組みをせずなんとなく配り始めた場合、同じ道を何度も往復する羽目になったり、同じ集落を何度も訪れなくてはならなくなったりするため、大幅に時間をロスしてしまいます。

きちんとルート組みができていないと「そういえばさっきもこの辺来たな」などとということが起こるのです。

しかし、きちんとルート組みをしてから配り始めると、移動距離や移動時間が短縮され、結果的に1日の配達個数が伸びます。

宅配でより多くの荷物を配りたくさん稼ぐためには、このルート組みが重要なのです。

ルート組みがうまくできていない人の特徴

ルート組みがうまくできていない人には特徴があります。

ここでは、ルート組みがうまくできていない人の特徴について解説します。

管理人
ここで紹介する項目にあてはまる人は、もしかしたらルート組みがうまくできていないかもしれません。
管理人
それでも十分配れているのであれば問題ありませんが、思うように配達できていない場合はルートの組み方を見直す必要があるでしょう。

なんとなく出庫しなんとなく配達してしまう

なんとなく出庫しなんとなく配達してしまう人は要注意です。

「なんとなく」で思いどおりの配達ができるほど、宅配は甘くないためです。

ノープランでセンターを出発し、「先にこっちに行ってみよう」「なんとなくこっちに来てしまった」というような配達をしてしまうと、結局時間内に回りきれなくなったりおかしなところに荷物を残してしまい、わざわざあとから回らなくてはならなくなったりします。

エリアが完全に頭に入ったベテランならまだしも、まだ配達に慣れていないうちから「なんとなく」が習慣化してしまうと、いつまでたっても配達スピードやスキルが向上しません。

その結果「自分には向いていない」と思い込んで辞めてしまうのです。

管理人
現在「なんとなく」で配達してしまっている人は、まず「なんとなく」をやめるところから始めましょう。

時間指定だけを先に配達してしまう

時間指定だけを先に配達してしまう人も、ルートの組み方を見直したほうがよいでしょう。

なぜなら、時間指定だけを先に配達する方法は効率的とはいえないためです。

たしかに、時間指定に間に合わせることは配達員として当然であり、遅配は許されません。

しかし効率の悪い配達をしていると、その分配達できる個数が少なくなるため、物量によっては夜間に指定なしの荷物を多く残してしまうことになります。

時間指定だけを先に配達するということは、行く先々で指定なしの荷物を残してきてしまうということです。

つまり、時間指定で1周、指定なしの荷物でもう1周と、エリア内を計2周しなければならなくなってしまいます。

上記のような回り方には、時間指定に確実に間に合う、精神的に楽、というメリットもありますが、このようなルートの組み方をしているかぎり、初心者からの脱却は難しいでしょう。

不在が多いエリアに朝から行ってしまう

不在が多いエリアに朝から行ってしまうのも、うまくルート組みできていない人の特徴です。

うまくルート組みできていない人の多くは、不在が多い、少ないといった事情に関係なく、場所的な問題だけで回るルートを決めてしまいがちです。

日中働いている人が多いエリアの場合、朝から訪問しても軒並み不在であることは、数回そのエリアを回ればわかります。

朝の時点で昼の2便や夕方の3便の物量がわからないこともあり、未配達の荷物をできるだけ減らしておきたいという気持ちはあるでしょう。

しかし、不在が増えるとその分再配達に振り回されることになるため、不在票をすべて投函していると夕方以降身動きが取れなくなる可能性があります。

不在が多い日であれば、電話が鳴りっぱなしということもよくあります。

電話対応と再配達に追われる状況は、ベテランの配達員でもきついことです。

管理人
無理に回って不在だった場合、不在票を切ったために再配達依頼が来てしまい、時間指定の荷物が増えてしまう可能性があります。
管理人
無理に回って不在だった場合、不在票を切ったために再配達依頼が来てしまい、時間指定の荷物が増えてしまう可能性があります。

電話と再配達に振り回されるよりは、不在だとわかっている荷物を夜間に残したほうが精神的に楽なのではないでしょうか。

エリアを把握できていない

うまくルート組みできていない人は、各エリアの特徴を把握できていない傾向にあります。

エリアによっては、企業や店舗が多いところなどもあります。

企業や店舗は、営業時間内に配達しなければなりません。

たとえば企業であれば、多くの企業が定時としている17時までに配達するのが望ましいです。

企業によっては昼休みに人がいなくなるところもあるため、できれば午前中に回っておくのがおすすめです。

店舗であれば営業時間を把握しておき、その時間帯に配達するようにしましょう。

また、中には日付と時間が指定されているにもかかわらず、行ってみたら定休日だったということもあります。

無駄足を踏まないためには、定休日も把握しておく必要があるでしょう。

場所だけでルート組みをしている場合、回り方によっては企業や店舗が多いエリアを後回しにしてしまう可能性があります。

とくに企業の場合は、夕方以降に訪問したらすでに閉まっていたということになり兼ねません。

このような場合は翌日に回すしかありませんが、クレームになる可能性があるため、やはり確実に荷物を届けられる時間帯に訪問するのがベターです。

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宅配でルートの組み方以外に問題がある場合

荷物の積み方がよくない場合や、1軒1軒の配達に時間をかけすぎているケースなど、ルート組み以外の原因によってうまく配達できていない可能性もあります。

ここでは、宅配でルートの組み方以外に問題がある場合について解説します。

荷物の積み方に問題がある

ルート組み云々よりも、荷物の積み方に問題があるケースは少なくありません。

荷物の積み方に問題があるために、うまく配達できない初心者は山ほどいるためです。

荷物の積み方1つで配達が早いかどうかが決まるといっても過言ではないほど、宅配では荷物の積み方が重要です。

どのように荷物を積めばよいかわからないなら、まずはベテランドライバーの積み方をまねてみましょう。

たくさん荷物を配れる人ほど荷物の積み方がうまく、早い傾向にあります。

きっと荷物の積み方にも、たくさん配れる秘密が隠れているはずです。

積み方をまねてみて、そこから自分なりに改良していくとよいでしょう。

管理人
はじめはうまくいかなくても、毎回「何がダメだったのか」を考え改良を重ねていけば、効率よく配達するための積み方は自然と身についていくものです。

1軒の配達に時間をかけすぎている

1軒1軒の配達に時間をかけすぎている可能性もあります。

自分が1軒の配達にどれだけ時間をかけているかわからない、とくに意識していないという場合は、一度意識しながら配達してみましょう。

たとえば、1軒の配達に5分かかっている場合、移動時間が1分とすると1時間に10個しか配達できません。

しかし、1軒の配達時間を2分に短縮できれば、1時間に20個の配達が可能です。

「たかが3分」ですがこの差は非常に大きいです。

配達時間を短縮するためには、以下の点を意識してみましょう。

  • 車両を絶妙な位置に停める
  • 荷物を素早く取り出せるように心掛ける
  • 車両から配達先、配達先から車両までは走って移動する
  • できるだけ不在票を切らなくていいようにする
  • 次の配達先までの移動は最短距離を行く
  • 行ったり来たりしなくてもいいように、一筆書きを意識する

以上の点に気をつけるだけで、配達スピードは格段に上がります。

ただし不在票の投函については、注意しなければならないことがあります。

インターフォンを鳴らしておきながら不在票を投函しなかった場合、クレームにつながる可能性があるという点です。

とくに履歴が残るタイプのインターフォンのときは、不在票を切ったほうが無難です。

管理人
はじめから不在がわかっているケースであれば、荷物を夜間に回すなどして効率を重視しましょう。

先のことを考えながら配達できていない

今から向かう配達先のことだけでなく、2軒先、3軒先の配達先についても考えながら配達できていますか?

効率的に回るなら、1軒先だけでなく2軒先や3軒先の配達先についても視野に入れておく必要があります。

なぜなら、1軒先のことだけを考えて配達していると、2軒先、3軒先に向かう際に同じ道を行ったり来たりしてしまったり、無駄に大回りしてしまったりする可能性があるためです。

運送会社から支給された端末やアプリの地図を見ながら配達しているのであれば、できるだけ全体を見るようにしましょう。

また、地図をピンポイントでしか見ていない場合、取りこぼしが発生する可能性もあります。

管理人
行き忘れているところが時間指定だったときはまた戻らなくてはならなくなるため、全体を把握しながら配達することをおすすめします。

宅配で「配れる人」になれるルートの組み方

どのようにルートを組めば、たくさんの荷物を配れるようになれるのでしょうか。

ここでは、宅配で「配れる人」になれるルートの組み方を6つ紹介します。

1.ルートを考えながら荷物を積み込む

荷物を積み込む際は何も考えずに積み込むのではなく、「このエリアは午前指定がないから午前中の最後に回ろう」「このマンションの時間指定は夜間だけだからすべて夜間に回そう」など、ルートを考えながら積み込みましょう。

そうすることでルート組みがスムーズになります。

また、荷物の形状や大きさなども印象付けながら積み込むと、荷物を探す際の手掛かりになります。

もちろん、すべて詳細に覚えるのは不可能です。

しかし「〇〇さんは飲み物3ケース」「〇〇さんはアマゾン」など頭の中で考えながら積み込むと、荷物を探す際にふと思い出す可能性があります。

2.自分のコースをさらにいくつかに分ける

ルートを組むときは、まず自分の担当コースをさらにいくつかのエリアに分けましょう。

集落やメインストリート、線路などを境目にして分け、基本的にはセンターに近いエリアから配り始めます。

そしてAのエリア→Bのエリア→Cのエリア→Dのエリアというように、順番に回っていきます。

このとき注意したいのは、回る順番は単純に場所の問題だけでなく、時間指定の有無や不在が多いかどうか、企業や店舗が多いエリアかどうかなども考慮したうえで決める必要があるということです。

どういったルートの組み方が正解かは、状況によって異なります。

そのため、色々試してみることが重要です。

管理人
荷物の積み方と同様に、試行錯誤しながらいくつかパターンを作っておくとよいでしょう。
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3.時間指定を気にしすぎない

効率の良いルートを組むためには、時間指定を気にしすぎないほうがよいでしょう。

時間指定の荷物を優先しすぎると効率が悪くなって配達ペースが落ちるうえ、せっかく組んだルートも意味がなくなってしまうためです。

序盤に回るエリアの荷物は、指定なしのものも含めてすべて配っていくようにします。

どの程度その回り方で配達するかについては、時間指定の個数を見て区切りを決めます。

たとえば午前指定が20個あり自分の配達ペースが1時間20個程度であれば、少し余裕を持たせて10時半くらいまでは指定あり・なし関係なく配っていくようにするとよいでしょう。

そのあと午前指定に集中します。

この方法であれば、10時半までにすでに配り終わっている分もあるため、時間指定に関しては確実に時間内にさばけます。

時間指定の荷物を配り終えたら、センターに戻ると決めている時間まで残った指定なしの荷物を配りましょう。

管理人
「たいして時間指定を気にしていないけど余裕で間に合う」というのが理想です。

4.エリアの特徴によって回る順番を決める

「エリアを把握できていない」のところでも解説したように、エリアごとに特徴があるため、エリアの特徴に合わせてルートを組む必要があります。

企業や店舗の少ない住宅街であっても、場所によってそれぞれ特徴は異なります。

たとえば、新築ばかりの住宅街は夫婦共働きのパターンが多く、日中は不在の可能性が高いです。

しかし、古い住宅街であれば高齢者や専業主婦が多く、日中の在宅率が高い傾向にあります。

古い住宅街は午前中に回る、新しい住宅街は夕方以降に回すなど、工夫をすれば不在を最小限に抑えられるため、スムーズに配達できるでしょう。

そのほか、マンションやアパートが多いエリアも早めに行っておいたほうがよい場合があります。

日中の不在率が高いなら夜間に回したほうがよいときもありますが、宅配ボックスが設置されているマンションやアパートであれば、早めに行ったほうが宅配ボックスに空きがある確率が高いです。

このように、エリアの特徴に合わせてルート組みをするようにしましょう。

5.配達アプリを活用する

配達アプリを活用するのもひとつです。

「GODOOR」や「配達NAVITIME」など、ゼンリンの住宅地図上で荷物管理ができる便利なアプリがあり、中でも配達NAVITIMEは自動でルート組みをしてくれます。

どうしても自分では効率のよいルート組みができないという人は、一度試してみるとよいかもしれません。

GODOORと配達NAVITIMEの違いは以下のとおりです。

GODOOR配達NAVITIME
ルート組み機能なしあり
カーナビ機能ありあり
伝票読取機能ありあり
利用料金アプリ内で購入月額1,600円
※Android版は1,598円
クレジットカードで購入
月額1,300円
年額13,000円
※初月無料
アプリ内で購入
月額2,300円
年額22,800円
クレジットカード・ECサイトで購入
年額20,000円
※初回登録1か月無料
※料金はすべて税込です。
管理人
慣れないうちはアプリでルート組みをし、慣れてきたら自分で組んでみるのもよいでしょう。

6.自分で回りきれない場合はセンター近くの荷物を残す

自力ですべて回りきるのも重要ですが、それよりも重要なのは「パンクしないこと」です。

パンクとは、荷物を配りきれなくなる状態を指します。

明らかに配りきれない荷物を、無理して自分の力だけで対応する必要はありません。

たとえば朝の時点で配りきれないとわかるほど荷物量が多い場合、通常よりも積み込みに時間がかかるため出庫が遅れます。

出庫が遅れればその分配る時間が減ってしまうため、いつもどおりに回っていては午前指定にも間に合わない可能性があります。

その場合は午前指定を優先的に回るしかありませんが、そうすると効率が悪くなるため、いつもより配達ペースが落ちる可能性が高いです。

多くの荷物を残したまま午前中の配達が終了し、センターに戻れば昼の便が待っています。

もともとの荷物量が多かろうが、荷物は容赦なくのしかかってきます。

このような悪循環におちいってしまうと、もはやパンクする道しかありません。

ぎりぎりまで自力でがんばろうとせず、無理だとわかった段階で周囲を頼りましょう。

朝の時点で周囲に助けを求めておけば、余裕のあるドライバーが少しずつ荷物を取ってくれる可能性があります。

管理人
あらかじめ荷物を残す場合は、センターから近いエリアのほうがほかのドライバーもフォローしやすいため、センターから近いエリアの時間指定なしの荷物を残すとよいでしょう。

ルート組みを極めて「配れる人」になろう

宅配でのルートの組み方や、配れる人になれるコツについて解説しました。

宅配ではルート組みが重要です。

そのため、たくさん配れるようになるにはルート組みの熟練度を上げていく必要があります。

ただ、はじめから完璧なルート組みができないといけないわけではありません。

また、人によって得意なコースと不得意なコースがあるように、配りやすいと感じる要素も異なります。

結局は自分が配りやすければよく、時間内に配りきれて自分の思う理想のペースで配れるのであればどのようにルートを組んでも問題ありません。

日頃から効率を考えて動いていれば、自然と効率のよいルート組みが身につき、配達スキルも向上していくでしょう。

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