アマゾンフレックスでは軽貨物車を自分で用意する必要があります。

用意する軽貨物車には、車両の条件や黒ナンバーの手続きがありますので、この記事で解説していきます。

ステーションの募集が終わる前に"車両"を用意しよう!

全国に460店舗を展開している"中古車販売最大手"のガリバー

ガリバーでは、アマゾンフレックスで働くために必要な「黒ナンバーの登録」や「貨物軽自動車運送事業経営届出書の提出」を無料で行ってくれます。

50万円も出せば良質な中古車が手に入ります。

頭金0円で分割購入もできるので、資金がない方でも軽貨物をスタートさせられますよ。

  1. 黒ナンバーの登録あり
  2. 最長7年ローンも組める
  3. 月々8,000円代から軽貨物を始められる
  4. 支払い開始月を6カ月先送りにできる
「自分で探す手間いらず」
プロが希望にある中古車を探してくれます

※注意

ウクライナ情勢やIT機器の急激な需要拡大によって半導体の供給不足に陥り、自動車が仕入れにくい状態になっています。

在庫が枯渇している状況ですので、アマゾンフレックスで働きたい方は、ステーションの募集が締め切る前に、在庫を確認しておきましょう。

アマゾンフレックスの車両の条件

アマゾンフレックスに車両を登録するためには、下記3つの条件を満たす必要があります。

  • 黒ナンバーを取得している
  • 軽自動車の荷室長、荷室高、荷室幅の合計が4,000mm以上
  • 軽自動車の最大積載量が350kg以上

黒ナンバーを取得している

アマゾンフレックスは、黒ナンバーが付いた軽貨物車が必要になります。

黒ナンバーの取得は、「運輸支局」と「軽自動車検査協会」にて手続きを行うことによってできます。

荷室の広さが合計で4,000mm以上でかつ、最大積載量が350kg以上ないとアマゾンフレックスに登録できません。

軽自動車の荷室長、荷室高、荷室幅の合計が4,000mm以上ある

エブリイ、ハイゼットカーゴ、クリッパー、N-VANなどの代表的な商用車は、どれも4,000mm以上を満たしています。

迷ったら上記の車種から選びましょう。

最大積載量が350kg以上

4DW(四輪駆動)の軽貨物車は、車種によっては積載量が350kgを満たしていないこともあります。契約前に確認しておきましょう。

積雪地帯以外は、2WD(二輪駆動)で十分です。

ワゴンRやタントなどの軽自動車は使用不可

荷室が狭く、最大積載量が350kg未満のワゴンRやタントは配達に使用できません。

アマゾンフレックスに使用できない車種は、高値で売ってしまいましょう。

アマゾンフレックスで使用する車両の選び方4つ

アマゾンフレックスで使用する車両は、多くの荷物を効率よく配達できる、軽バンタイプがオススメです。

軽バンにも色んな車種があるので、何を選んだらいいかわからないという方は、下記の基準を参考にしてみてください。

車の選び方
  1. 価格で選ぶ
  2. 燃費で選ぶ
  3. 荷室面積で選ぶ
  4. 中古車の品質で選ぶ

価格で選ぶ

以下の表は新車価格です。グレードによって価格に違いがあります。

エブリイ100万円~130万円
ハイゼットカーゴ100万円~130万円
クリッパー100万円~130万円
N-VAN160万円~200万円

N-VAN以外は、どの車種も値段は変わりません。

エブリイは販売台数が多いため、中古車販売価格は低めです。

燃費で選ぶ

エブリイ19km/L
ハイゼットカーゴ18km/L
クリッパー18km/L
N-VAN23.8km/L

燃費が最もいいのは、ホンダN-VANです。ただし車両購入価格は150万円以上するので、配達だけで使用するのはコスパが悪いでしょう。

エブリイ・ハイゼットカーゴ・クリッパーは、カタログ燃費では多少前後していますが、実燃費で大きな差は生まれません。

荷室面積で選ぶ

荷室面積については、荷室が広ければ、荷物の積み方が多少雑でも、余裕を持って積み込むことができます。

荷室が狭いと荷物の大きさや形を考えて積み込む必要がありますので、多少の経験が必要です。

なお、荷室が低いと、荷物の積み込みや取り出す作業が楽になります。

中古車の品質で選ぶ

中古車を購入する場合は、「10万km以内」「登録7年以内の車両」の車両を選びましょう。走行距離が多すぎる車両や古すぎる車両は、メンテナンスの費用がかかったり、配達中に故障する可能性があります。

中古車を購入する場合は、最低でも40万円以上の車両を購入しましょう。

アマゾンフレックスの使用できる車種4選

アマゾンフレックスで配達できる車種は4つあります。

燃費や荷室面積が多少変わりますので、重視したいポイントを基準に選んでみてください。

  1. エブリイ
  2. ハイゼットカーゴ
  3. NV100 クリッパー
  4. N-VAN

オススメ車種① エブリイ

エブリイ 車種
新車価格燃費荷室高荷室長荷室幅
エブリイ968,000円16.5km/L1,240mm1,910mm1,320mm

エブリイは軽バンの中で最も荷室が広く、より多くの荷物を運ぶことができます。

価格もリーズナブルで、街中でもよく見かける車ですね。

エブリイのメリット・デメリットを見てみましょう。

エブリイのメリット

  • 価格が安い
  • 荷室が広い

エブリイは、新車価格でも100万円を割っていて、多くの配送会社でも採用されています。

荷室は1,910mmと軽バンの中でも最も広いので、荷物の積み込みが簡単です。

エブリイのデメリット

  • 際立った特徴はなし
  • 燃費は普通

エブリイには、際立った特徴はありませんが、デメリットも特にありません。

軽貨物車なので燃費は、今時の軽自動車と比べて劣ってしまいます。

しかし、価格の低さや荷室の広さは、軽貨物車の中でもトップクラスの良さなので、どんな車種を選んだらいいか分からない方は、生産台数人気NO.1のエブリイを選んどけば間違いないです。

黒ナンバーの取得代行あり

オススメ車種② ハイゼットカーゴ

ハイゼットカーゴ 車種
新車価格燃費荷室高荷室長荷室幅
ハイゼットカーゴ1,017,500円18.8km/L1,235mm1,860mm1,315mm

ダイハツのハイゼットカーゴも街中でよく見かける軽貨物車の1つです。積載性能でよくエブリイと比較されることが多いですね。

ハイゼットカーゴのメリット・デメリットを見てみましょう。

ハイゼットカーゴのメリット

  • 価格が安い
  • 荷室が広い
  • 荷室が低いから積み込みが楽

荷室の広さはエブリイと比べると劣ってしまいますが、燃費はハイゼットカーゴの方がいいです。

また荷室が低いので、積み込みの作業が楽にできます。

ハイゼットカーゴのデメリット

  • 燃費は普通
  • 装備がシンプル

燃費は18.8km/Lで配達時の平均燃費は14km/Lです。装備もエブリイと同じく最低限のものだけ採用されています。

ハイゼットカーゴは、価格が少し高めですが、荷室が低く、荷室も広いので、配達に向いた車両だといえます。

黒ナンバーの取得代行あり

オススメ車種③ NV100 クリッパー

NV100クリッパー 車種

新車価格燃費荷室高荷室長荷室幅
NV100 クリッパー1,035,000円17km/L1,230mm1,825mm1,370mm

日産 NV100クリッパーは、スズキ エブリイをベースにしたOEM車です。

OEM車とは、他社で製造された車を自社メーカーとして販売することをいいます。

エブリイをベースにして造られていることから、クリッパーとエブリイで比較されることが多いです。

NV100 クリッパーのメリット

  • 価格が安い
  • 荷室が広い

クリッパーのメリットはエブリイ同様に「価格の安さ」と「荷室の広さ」ですね。

荷室の広さはエブリイと比べると劣ってしまいますが、燃費はいいので、アマゾンフレックス以外の仕事と鑑みて選んだらいいと思います。

NV100 クリッパーのデメリット

  • 燃費は普通
  • 装備が古い

配達時の平均燃費は、12km/ℓになります。

軽貨物車なので、セダンタイプや最新の軽自動車と比べると、燃費が悪くなってしまいます。

スペック面では、エブリイやハイゼットカーゴに劣ってしまいますが、それでもかなりの差があるというわけではないので、メーカーやデザインが好きな方はぜひ選んでみてください。

黒ナンバーの取得代行あり

オススメ車種④ N-VAN

N-VAN 車種
新車価格燃費荷室高荷室長荷室幅
+STYLE FUN1,629,100円23.8km/L1,585mm1,510mm1,390mm
+STYLE FUN・ターボ1,739,100円23.8km/L1,585mm1,510mm1,390mm

N-VANは軽貨物車の中で、最も燃費効率が高いです。

助手席をフルフラットに出来ることから、アウトドアにも非常に人気の車種ですね。

N-VANのメリット

デメリット
  • 燃費がいい
  • 助手席をフルフラットにできる
  • 荷室が低いから積み込みが楽
  • 荷室高が高い
  • ピラーレス(柱がない)から積み込みが楽
  • ターボ機能がついてるから運転が楽

N-VANのメリットは「燃費の良さ」と「配達性能の高さ」を両立しているところです。

燃費23.8km/Lなので、他軽バンと比べ7km/L以上の差があり、ガソリン代も月に1万円以上節約できます。

ターボ機能の付きのN-VANでは、アクセルペダルを少し踏むだけで前に進むので運転はかなり楽です。

また荷室が低いので、荷物の積み下ろしも楽になります。助手席をたたんでフラットにすることもできるので、運転席の横からすぐに荷物を取り出すことができます。

N-VANのデメリット

メリット
  • 価格が高い
  • 荷室長が狭い

価格は他の軽バンと比べるとかなり高いです。

また荷室長が1,510mmと短いですが、アマゾンフレックスでは大きな荷物がないので問題はありません。

総合的に判断すると価格の高さがネックにはなりますが、長期で軽貨物を続ける方や、自家用車としても使いたい方は、N-VANを購入するのはアリですよ!

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黒ナンバーの取得代行もしてくれます

宅配初心者はエブリイ一択

「とにかく月額料金を抑えたい」「費用は最低限でいい」という方は、「スズキ・エブリイ」を選んでおけば間違いないです。荷室が広くて、積み込みもスムーズです。

  • 価格や荷室の広さで選ぶならエブリイ
  • 燃費とアウトドアの用途で選ぶならN-VAN

ホンダのN-VANは、「アウトドアで使いたい」「快適に運転したい」が購入されています。車両価格がエブリイの倍近くするので、価格以上のスペックがあるかと言えば微妙なところです。

とりあえず、軽貨物の仕事ができればいい方は、「スズキ・エブリイ」を選びましょう。

貯金がない方は車をリースしよう

大きな資金や頭金が用意できない方は、車両のリースもあります。アマゾンフレックスでは、リースした車両も使用できます。

黒ナンバーの取得もリース会社が代行してくれるので、手続き方法を調べる必要はありません。空いた時間は、道具の準備に使いましょう。

車両リースのメリットやデメリットなどは、アマゾンフレックスはリース車がオススメ!黒ナンバー取得代行のあるリース会社を紹介でも解説しています。

アマゾンフレックスについてもっと詳しく知りたい方や実際に働いているドライバーの評判が知りたい方は、下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:⇒アマゾンフレックスの評判は?現役ドライバーの口コミを調査!

要らなくなった車は売却しよう

新しく軽バンを用意するので、今まで乗っていた車は必要なくなると思います。

新たに駐車場代を払ったり、維持費ももったいないので売却してしまいましょう。

カーネクストは、10万km以上走行した車両や古い車両も高価買取できます。

自動車税の還付金も受け取れるのでお得ですよ!

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アマゾンフレックスで使用できる車両タイプ

アマゾンフレックスで使用できる車両は3つあります。

一長一短ありますので、それぞれの特徴をみていきましょう。

アマゾンフレックスで使える車両
  • 軽バン
  • 幌車
  • 冷凍車・コンテナ付きの軽トラ

軽バンタイプの車両

軽バン 車両

軽バンはアマゾンフレックスなどの個人宅配に最も向いている車両です。

荷室が広く、車両の左右と後ろからも荷物の取り出しが可能なため、配達件数が多くても捌ききることができます。

幌車タイプの車両

幌車

幌車(ほろしゃ)とは、軽トラの荷台に幌骨と呼ばれるポールを立てて、上からシートを被せた車です。

雨風を凌ぐことができ、背の高い荷物を積むことができます。

しかし、荷台の後ろ側からしか荷物を取り出せないため、取り出しに時間がかかります。

アマゾンフレックスでは荷物の出し入れが多いので、あまり向いていない車になります。

冷凍車やコンテナ付きの軽トラタイプの車両

冷凍車・コンテナ軽トラ

冷凍車・コンテナ付きの軽トラは荷台部分がコンテナになっている車です。

荷物が荷台の後ろからしか取り出せないため、配達に時間がかかります。

助手席側にスライドドアのあるタイプもありますが、荷室の床が高いので、荷物を取り出すのに手間がかかります。

燃費も悪いため、あまりオススメできないです。

アマゾンフレックスに向いている車両タイプは「軽バン」

軽バンタイプの車両は、荷積みや荷物の取り出しがしやすいです。

燃費も、冷凍車やコンテナ車より優れています。

アマゾンフレックスをメインに使用する場合は、軽バンを購入しましょう。