軽貨物運送業には、やばい運送会社が存在します。

また、業務内容がきつすぎて「やめとけ!」なんて声も溢れていますよね。

この記事を読むことで、下記を学べます。

  • やばい運送会社の見抜けるようになる
  • 軽貨物のきつい部分を知れる
  • ある人にはとことん働きやすい

ぜひ、最後までご覧ください。

目次

軽貨物の業務委託ドライバーはやばいの?

業務委託ドライバーになる方の大半は「運送会社」の委託ドライバーとして働きます。

業務委託ドライバーが「やばい」と言われる理由には、運送会社とのトラブルが大半です。

悪質な運送会社が存在し、法外な契約を結ばせたり、無茶な業務を指示させられたりしています。

業務委託ドライバーのやばい事例

それではやばい事例を紹介していきます。

高額なリース契約を組まされる

12万km以上走った車を毎月37800円(2年リースで約90万円)での割りに合わないリース価格。タイミングベルトぎゅるぎゅるいいまくり。契約時にそういう車と分かっていれば契約しなかったのですが契約完了してから車体情報を後日渡されて知りました。車の保険も会社が用意した保険(毎月21370円)に入らされました。 車両リースに関しては、もしこの仕事を途中で辞める場合は残ったリース代金を一括で払わなくてはいけません。

Yahoo!知恵袋

上記はYahoo!知恵袋に投稿されていた内容です。

12万km以上走行していて故障寸前の軽貨物車両を月額37,800円でリースしていたそうです。しかも、仕事を途中で辞めたら2年分のリース料金を一括で支払分ければいけないと言われたそうです。

中古車リースの相場は3万円程度なんで高すぎですね。

管理人
運送会社でリースするとトラブルになるので、絶対に自前で用意しましょう。

休んだら損害賠償請求される

上記投稿主は、やむを得ない理由で仕事を4日間休んだら、200万円の損害賠償請求をされたとのことです。

現実離れしているので、運送会社の訴えは無効となったそうですが心臓に悪すぎる事案ですよね。

大手運送会社の方が、欠勤時に代走を手配するなどサポートも充実しています。

管理人
未経験者は大手運送会社と契約した方が安全でしょう。

報酬が支払われない

零細の運送会社では、報酬の振込が遅延する、支払われず倒産することも少なくありません。

また、報酬の振込日が締め日から60日後に設定されている会社も多く、資金繰りに困っているドライバーも少なくないです。

管理人
支払いサイトは30日に設定されている会社を選びましょう。

荷物量が多すぎる

Amazon配達員が過酷な労働を強いていることが問題となり、2022年6月にAmazon配達員による労働組合が結成されました。

参考:「どんなに働いても残業代もガソリン代も出ない」フリーランスのアマゾン配達員が労働組合を結成した理由

以下のような労働環境が常態化しています。

  • 毎日200個以上の荷物を配達
  • 帰宅するのは夜10時~11時
  • 休憩を取る暇もない
  • どれだけ配達しても報酬は18,000円

「フリー」とは名ばかりな労働者で、労働基準法に守られていません。所属する会社を間違えると、自由な時間なんて取れなくなりますので注意しましょう。

管理人
個数単価制ならめちゃくちゃ稼げますが、200個配達で18,000円は低いですね。
なお、労働組合結成は「アマゾンフレックス」ではなく「amazonデリバリープロバイダ」による問題です。

不利な契約を交わされる

ドライバーに不利な契約を交わす運送会社も少なくありません。

土日祝日明けは荷物がグッと減ってしまい、40個ほどの荷物の為に夜まで拘束させられてしまいます。 朝から夜まで働いて、日給5.6000円程度しか貰えません。

ヤフー知恵袋

他にも下記のトラブルも発生します。

  • 高すぎる加盟金、ロイヤリティ、手数料
  • 低すぎる報酬
  • 配送する荷物が少なくて売上が出ない
  • 1年以内に辞めたら、日額補償を受けていた報酬の全額を請求される
  • 1年以内に辞めたら、2年分の車両リース代金を一括請求される

軽貨物業界には「月50万円以上稼げる」「脱サラできる!」といった謳い文句の求人広告が非常に多いです。

契約書は必ず確認し、疑問に思ったことは面談で必ず質問しましょう。

辞めさせてくれない

零細の運送会社では、下記のような、一方的な要求を言ってくる会社もあります。

  • リース代金を全額払うまで辞めさせてくれない
  • 契約から1年間は辞められない
  • 途中解約は損害賠償請求

運送業界は慢性的な人手不足に悩まされています。

しかし、薄利多売な商売のため、大幅な報酬アップは期待できません。

契約書は必ず確認し、面談時でも疑問に思うことは必ず質問しましょう。

業務委託なのに実態は「会社員」と変わらない

委託会社の宅配ドライバーの場合、毎日同じ職場で働くので正社員と変わらない働き方です。

にも関わらず「社会保険や労災保険に加入できない」「有給休暇やボーナスがない」ので、割に合わないなんて声もあります。

管理人
事故や病気で収入がなくなる危険性があるので、フリーランスでも加入できる労災保険は必須ですね。

業務委託ドライバーがやばい事件に巻き込まれないためには

先ほど紹介したやばい契約を交わさないためには事前知識が必須です。

契約書を確認する

研修でも報酬が支払われる約束だったが実際は出なかった。支払うようにお願いしたが、契約書には記載していないので却下された。

当日欠勤した時の賠償金、

契約書と業務内容や報酬に相違がある場合、契約不履行になりますので、業務委託契約を解除できます。

面談や応募時に必ず質問する

面談時では疑問に思ったことは必ず質問しましょう。

以下は、要確認リストです。

  • やむを得ない理由で欠勤したときに代走できるドライバーはいるのか
  • 1日の配達個数は?
  • 荷物がない時期はあるのか
  • 求人の売上実績は過去のものか
  • 1年以内に辞めたらペナルティはあるのか

業界の知識をつける

サラリーマンの延長線上で働くと必ず痛い目をみます。

業界の事を調べもせず、説明会に参加しても本当の部分はわかりません。

インターネットで現役配達員のブログやYouTube動画を何度も見たり、時にはお金を払って質問してみるのもいいでしょう。

やばい事例に当てはまる場合はすぐに辞める

とにかく今の労働環境や報酬に悩まされている方は、今すぐ辞めましょう。

どうしても辞められない、辞めるか躊躇している方は下記2つのサービスを利用してみましょう。

フリーランス・トラブル110に相談する

フリーランス・トラブル110とは、厚生労働省より第二東京弁護士会が運営しているフリーランス相談窓口です。

下記の悩みについて弁護士が無料で相談に乗ってくれます。

  • ハラスメントを受けている
  • 報酬が低すぎる
  • 報酬が振り込まれない
  • 労働時間が長すぎる

対面・ビデオ通話も可能です。

1人で悩まず、下記サービスを利用してみましょう。

フリーランス・トラブル110

退職代行サービスを利用する

労働環境や報酬について相談したいわけではなく、とにかく辞めたい方は「退職代行サービス」を利用しましょう。

  • 明日職場に行きたくない
  • 辞めたいと言い出せない
  • 今すぐ辞めたら損害賠償請求されそうで怖い

いまどきの「退職代行サービス」には弁護士が付いています。労働基準法や業務委託契約に強いので、損害賠償の請求をされずに辞められますよ。

明日から職場に行かなくてOK!

軽貨物ドライバーがきつい理由

ここまで、運送会社や業界の「やばい」部分について解説してきました。

ここからは、「やばい」とまではいかないけど、業務上での「つらい」部分にフォーカスして解説していきます。

拘束時間が長い

配送形態によって拘束時間も変わります。

  • 宅配の場合
  • 企業配

宅配の場合

配送センターや契約内容にもよりますが、8時~20時まで働くのが一般的です。

拘束時間が長い要因は、以下2つです。

  • 荷物の積み込みと配送ルートを考えるのに1時間ほど要する
  • 配送拠点に戻って不在の荷物の処理や現金精算

また、その日の荷物量が少なくても、夜の時間指定があるので帰宅できません。

配送拠点に戻って、不在だった荷物の処理や現金精算があるので、帰宅するのは21時半過ぎになります。

帰れない、営業所での事務作業がある

企業配の場合

企業配のルート配送は、拘束時間が短い傾向にあります。

スポット便は、依頼が来るまで待機が必要です。

突発的な仕事が多いため、仕事を休みにくいです。

体力的にきつい

体力的なきつさも宅配と企業配で変わります。

  • 宅配
  • 企業配

宅配の場合

団地の階段を上り下りしたり、長い時間運転するので体力を要します。

猛暑や雨などの天候に影響します。

企業配の場合

コピー用紙やウォーターサーバーの水など、重い荷物を配送することが多いです。

荷物の持ち方に気を付けないと、腰を痛める可能性もあります。

経費がかかるので手取りが減る

軽貨物を始めるには、下記の経費を自分で支払わなければなりません。

  • 車両代
  • ガソリン代
  • 自働車任意保険代
  • 駐車場代

売上だけを考えず、経費を差し引いたらいくら残るか計算しましょう。

配達個数が少ない

宅配の場合、歩合制なので1件ごとに報酬が支払われます。

営業所から遠い、1件1件の配達距離が遠い、在宅率が低いと稼ぎにくくなる。

ルート組や配達をスムーズに行っているのにも関わらず、配達個数が100個を切ってしまう場合はエリアが悪いでしょう。

荷物の破損・紛失は自己負担

配送する荷物が破損したり、紛失した場合は、損害賠償を求められることもあります。

貨物保険には必ず加入しましょう。

なお、アマゾンフレックスとピックゴーには貨物保険は必要ありません。

確定申告が必要

仕事終わりや休日を使って、帳簿をつける作業が発生します。

確定申告をしなかった場合、最大7年分の所得税と追徴課税、延滞税の請求される可能性があります。

確定申告は必ず行いましょう。

軽貨物ドライバーを始めるための条件

「月収50万可能!」といった求人を見て、何も知らずに軽貨物業界に飛び込むと痛い目をみます。

一方で、高い報酬を得ながら、自由に働いているドライバーも沢山います。

どういった方が、長続きしているのか見ていきましょう。

熟練したスキルを持っている

配達が早い方には、下記の特徴があります。

  • 積み込みが早い
  • 配送ルートが頭に入っている
  • お客様の在宅状況を理解している
  • 配送品質が高く会社から高い評価を得ている
  • 地域を理解していて渋滞や裏道に詳しい
  • 荷主から信頼されており継続的な配送依頼が入る

稼げるエリアを担当されている

宅配には「稼げるエリア」と「稼げないエリア」が存在します。

稼げるエリアとは、

  • 在宅率が高い
  • 配送センターから近い
  • 1件あたりの配達距離が短い
  • 複数個口が多い
  • 渋滞がない

いきなり稼げるエリアを任されることはありません。

稼げるエリアを任せられるように、信頼関係を構築していきましょう。

配達単価が高い

配達単価の相場は、140円~160円です。

なかには200円を超える会社もあります。

配達単価が少し変わるだけで、月間売上にも大きく影響します。

以下は、1日100個の荷物を22日間配達したときの報酬を計算しました。

配達単価が10円高い

配達単価が10円高いだけで、月に22,000円も報酬に差ができます。

10円×100個=1,000円

1,000円×22日=22,000円

配達単価が20円高い

配達単価が20円高いだけで、月に44,000円も報酬に差ができます。

20円×100個配達=2,000円

2,000円×22日=44,000

ただ、月収80万円可能!配達単価200円!など高い報酬を記載している場合は、電話や面談時に「直近の話かどうか」は確認しておきましょう。

過去の実績を上げている可能性もあります。

軽貨物はやってはいけない?

口コミサイトやYahoo!知恵袋では「軽貨物はやめとけ!」なんて声で溢れています。

しかし、これらの声は「噂を聞いただけの部外者」や「実力不足で1年以内に辞めた人」がほとんどです。

軽貨物を5年以上されている方の不平不満や廃業予定の書きこみが見当たりません。

楽して稼げると思って、安易に参入した人の声が大半なので無視しましょう。

以下の記事では、軽貨物をやってはいけない人の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

■関連記事:軽貨物をやってはいけない理由ワースト7|やめとけと言われる理由とは

軽貨物をおすすめする理由【メリット】

業務委託ドライバーの「やばい部分」や「きつい部分」を余すことなく説明してきました。

しかし、それでも私は軽貨物はおすすめできる職種だと思っています。

高い報酬を得られる

下記に当てはまる方は、軽貨物をおすすめします。

  • 手取り20万円を切っている
  • 激務にあった給料をもらっていない

軽貨物は世間で言う高給取りの仕事ではありませんが、底辺の人生を送ってきた人には割の合う仕事です。

応募制限がない

年齢や学歴といった制限がありません。未経験でも挑戦できます。

また、定年もないので、そのまま働き続けられるのが良いところです。

リスクが少ない

初期コストがかかるのは軽貨物車両だけです。飲食店の開業だと1千万かかるし、フランチャイズに加盟すると500万円くらいかかってしまいます。

軽貨物車両は、中古車で50万円あれば購入できますし、リースなら月々3万円程度です。

仮に廃業するにしても軽貨物車両をプライベートで使用できますし、高い金額で売却できます。

これほど始めやすくて、再現性の高い事業は他にないでしょう。

プライベートの時間を持てる

ひと昔前まで、朝から夜遅くまで働くのが業界の常識になっていました。

アマゾンフレックス、ピックゴーなどが登場して、自分の都合に合わせて働けるサービスも出てきました。

業界も健全化していますので、佐川急便やヤマト運輸の委託ドライバーも長時間労働で低報酬なんてことはありません。

人間関係の悩みが少ない

1日のほとんどが配達業務なので、1人で仕事を進めたい人には向いている職業でしょう。

「上司に嫌われている」「社内の雰囲気が悪い」「派閥争いに疲れた」「社内で無視されている」「セクハラ・パワハラを受けている」

こんな悩みを抱えている方は、軽貨物が向いています。

業務委託ドライバーのおすすめの会社

下記記事では、避けるべき委託会社と配送ドライバーに寄り添った会社を紹介しています。ぜひご参照ください。

下記は、加盟金0円、荷主への営業なしなので、リスクを抑えて配達業務に専念できる企業です。

  • アマゾンフレックス
  • ヤマト運輸
  • 佐川急便
  • 軽急便
  • ロジクエスト

誰もが知っている有名企業ですが、休みに融通が利きますし、契約のトラブルも少ないです。

未経験者は大手運送会社と契約した方が安心して働けます。

■関連記事:アマゾンフレックスの評判!業務委託Amazon配達員の口コミ

■関連記事:佐川急便の下請けと契約する方法!個人事業主ドライバーの給料は?

■関連記事:ヤマト運輸の業務委託が稼げない理由3つ

【まとめ】軽貨物の委託ドライバーはやばくない

軽貨物業界には悪質な契約を交わしてくる「やばい運送会社」もいます。

しかし、契約前に知識を入れておくことで、悪質な運送会社は見破れます。

応募や面談時で気になったことは必ず確認しておきましょう。

また、時にはきつい時もあります。

しかし、軽貨物は高い報酬を得られるので、未経験で稼ぎたい方に向いています。

また、アマゾンフレックスやピックゴーといったギグワークもありますので、短時間や週3日程度で働きたい方にも働きやすい環境が整いました。

  • がっつり働きたい方
  • ゆるく働きたい方

軽貨物は、どちらの人にもおすすめできる職業です。

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